NHKで、オイコノミア「悩める上司・部下へ 上下関係の経済学」というテレビ番組を見ました。

このテレビ番組の中で、クラッシャー上司がテーマとして取り上げられていました。

クラッシャー上司は、会社役員になられる程凄い方々に結構な数いるらしく、そのようなクラッシャー上司は、俺は役員になるまでに部下を3人は潰してきたと武勇伝のように語るのだそうです。

クラッシャー上司の特徴


オイコノミア「悩める上司・部下へ 上下関係の経済学」のテレビ番組の中で挙げられていたクラッシャー上司の特徴は、以下です。

  1. 仕事熱心で業績が良い
  2. 部下をこき使う
  3. 失敗するとネチネチ責め部下を精神的に潰す
  4. 夜2時頃まで部下を働かせる。
  5. 食べないと仕事で力を発揮できないと言って、無理やりご飯を食べるように強要する。
  6. うつ病になった部下を根性が足りない。もっと使える人を俺の部下としてよこせと言う。
  7. 俺は役員になるまでに部下を3人は潰してきたと武勇伝のように語る。

クラッシャー上司とは、完全にパワハラ上司のことを指しているように感じました。

私には、「仕事熱心で業績が良い。」以外は会社内で役立つ存在ではないように思えました。

むしろ社内で、害しかないのではないか?と感じます。

なぜならば、クラッシャー上司は、「部下をこき使う」という特徴があり、それによって、「仕事熱心で業績が良い。」が実現できているのではないでしょうか?

要するに、人の上前だけはねて生きているように思えます。

このようなクラッシャー上司が役員になるような会社が日本には多そうだ。というのも絶望的な話だと感じました。

クラッシャー上司が役員になるような会社では、クラッシャー上司の上司もクラッシャー上司であり、脈々とクラッシャー上司が昇進・昇格する社風が醸成されるとのことでした。

私も、パワハラ上司というかクラッシャー上司風の人が上に立つ会社にいたことがありますが、役員、部長、課長揃って、クラッシャー上司であるという場合が多かったです。

まさに、脈々とクラッシャー上司が昇進・昇格する社風というのは、代々受け継がれるものだなという実感があります。

このことを番組の中では、「選考の内生性」という言葉で定義していました。

要は、企業風土は変わらず、昇進・昇格する基準は変わらない。ということだと思います。

この意味は、クラッシャー上司が昇進・昇格する社風の会社では、クラッシャー上司のような性格にならないと昇進・昇格できない。ということでもあると思います。

クラッシャー上司への対処方法


オイコノミア「悩める上司・部下へ 上下関係の経済学」のテレビ番組の中で挙げられていたクラッシャー上司への対処方法は、以下です。

  1. 退職する
  2. 起業する
  3. 転職する
  4. クラッシャー上司の部下だった人に会いに行く
  5. 会社と関係ない友人と話す

「退職する」、「起業する」、「転職する」は、最も合理的な判断だと思います。

長期間会社で働き続けるならば、なおさら、クラッシャー上司が昇進・昇格する社風の会社にはいない方が良いと思います。

まあ、「俺は役員になるまでに部下を3人は潰してきたと武勇伝のように語る。」ことができる性格であれば、順調に昇進・昇格できるかもしれませんので、クラッシャー上司が昇進・昇格する社風の会社にいても良いかもしれません。

ですが、このようなひどい性格を持ち合わせていない普通の人ならば、とっとと「退職する」、「起業する」、「転職する」のがベストな選択だと思います。

だって、クラッシャー上司のようなひどい性格でなければ、昇進・昇格すらできないのですよ。ずっと平社員で、もの凄く長い期間(定年まで?)クラッシャー上司にこき使われる人生なんて、何のために生きているのか?ということになってしまう。と思います。

NHKの番組内では、「クラッシャー上司の部下だった人に会いに行く」、「会社と関係ない友人と話す」という「退職する」、「起業する」、「転職する」以外のクラッシャー上司への対策方法も紹介されていました。

クラッシャー上司の部下だった人に会いに行くについては、
自分だけがクラッシャー上司の被害にあっているのではない。
クラッシャー上司の部下だった先輩は、クラッシャー上司の取り扱いマニュアルをもっている。

という対策でした。

「自分だけがクラッシャー上司の被害にあっているのではない。」という件については、単に気休めのように感じますね。それがわかったとしても別に、現状の辛さは、あまり変わらない気がします。ただ我慢する。と同じような気もしますし、クラッシャー上司の部下だった人とただ愚痴を言い合うだけのような気もしますね。

「クラッシャー上司の部下だった先輩は、クラッシャー上司の取り扱いマニュアルをもっている。」という件については、クラッシャー上司とどのように接すれば、一番パワハラの被害が少なく立ち回れるか?ということを教えて貰う。ということのようでした。クラッシャー上司がこう言ったらこう返す。こういう態度の時は、黙っているのがベストである。と言った感じです。

確かに一理あるかもしれませんが、結局、パワハラ被害が少なく立ち回る方法では限界があります。どうやってもある程度は、我慢するということでしょう。

私も上司にお世辞を言ったり、気分を害するような発言をしないように、パワハラ被害が少なくなるように立ち回ってみたことがありますが、このようなクラッシャー上司(パワハラ上司)は、そこまでしても「部下をこき使う」、「ネチネチ責め部下を精神的に潰す」という行動は取り続けると思います。

よって、「退職する」、「起業する」、「転職する」以外では、根本的な対策とならず、ひたすら我慢することになると思います。

会社と関係ない友人と話すについては、
パワハラ上司にパワハラされている状態が、異常なことだと気づかない「認知のゆがみ」を正す。

という対策でした。

これについては、パワハラ上司にパワハラされている状態が、異常なことだと気づかない程であれば、既に病気に近いのではないか?と感じます。「会社と関係ない友人と話す」程度ではなく、産業医、精神科医などとお話した方がもっと効果があるのではないか?と思いました。だって、会社と関係ない友人が、パワハラ上司にパワハラされている状態は、当たり前だよ。みたいなアドバイスしたら対策にならない。と思うからです。専門家と相談した方が良いかと思いました。

まとめ

クラッシャー上司が偉くなる会社では、クラッシャー上司と同じような性格でなければ、その会社にいてもロクな目にあわないため、「退職する」、「起業する」、「転職する」という選択がベストな選択であると考えらえます。

どうしても「退職する」、「起業する」、「転職する」という選択肢がとれないならば、パワハラ対策の専門家(産業医、精神科医)に相談してみるのが良さそう。と感じました。

P.S
上記は、私の私見です。「退職する」、「起業する」、「転職する」は、自己判断でするのが良いと思います。パワハラ対策の専門家(産業医、精神科医)への相談も自己判断で行うのが良いと思います。