今回は、元某有名アパレルショップ店員さんが、差別主義者のパワハラ店長の所業を本社にFAXした体験談をご紹介してみます。何というかパワハラというより、小中学生のいじめみたいなことを行うパワハラ店長だったようです。パワハラは、結局のところ、小学生の頃から、精神的に成長できない大人が起こしているケースが多そうです。まあ、結局、パワハラは大人のいじめなんでしょうね。私は、本文で笑ってしまう箇所がありましたので、ぜひお読みください。面白いと思います。

容姿によって差別するパワハラ女性上司

30代女性です。今は専業主婦をしています。住んでいるのは四国です。これは私が某有名アパレルショップで、販売員として働いていた時に経験した話です。田舎なので、大きなショッピングモールは県に一つしかありません。その中でも、誰もが知っているアパレルブランドは3、4店舗しかなく、20代前半だった私は、一番有名で、全国に店舗があるアパレルブランドに惹かれ、入社しました。

事前にどんなお店か調べたとき、見るからに怖そうな顔の女性が1人いましたが、1人くらい怖い人がいても大丈夫だろう、案外怖くないのかも、それよりアパレルで働いてみたいという気持ちの方が強く、晴れてショップ店員としてはたらくことになりました。ここから3年間、地獄のパワハラ生活が幕を開けました。

まず、そのパワハラ女性は、容姿によって、スタッフを差別していました。綺麗なスタッフには、いつも機嫌よく会話をしますが、少し太っていたり、普通の容姿のスタッフには見向きもせず、明らかにえこひいきしていました。気に入らないスタッフに対しては、正しいことをしているのにも関わらず、なにかと文句をつけてお客様の前で大声で罵倒するのに対し、お気に入りのスタッフには、どんな大きなミスをしても、「失敗は誰にでもあることだから」と、怒りさえしません。

性格の悪さからか、あまり友達が多いように見えず、いつも職場のスタッフを誘い、飲み会やランチ会を開いていたのですが、もちろん嫌いなスタッフは呼ばれません。ただ、気分次第でお気に入りのスタッフは変わります。ちょっとしたことで、昨日まで大のお気に入りだったのに、「今日からもう私はあの子とは一切口を聞かない!」と全スタッフに通達し、伝達事項は他のスタッフを通して行う等、中学生女子のような嫌がらせを恥ずかしげもなく平気でするアラサー独身女性でした。

パワハラ女性上司が店長に昇進

休みの日でも、ミスを見つけ、夜中に怒りの電話をかけてくるなんてこともありました。かといって、自分は仕事が出来るのかというと、そうではありません。皆、恐怖を感じながら、そのローテーションが回ってこないことを祈り、仕事をこなしていました。そんな中、恐ろしいことに、優しい店長が退職し、その上司が店長になりました。

その上司が店長になってからというもの、出勤1日目に休憩から帰ってこないまま退職したり、怒られて次の日から来なくなるスタッフが続出しました。今まで続けてきていたスタッフも次々と退職していきます。そして、ついに恐れていたローテーションが私に回ってきました。ただ、私はとても負けず嫌いです。

パワハラ告発文を本社に送る

嫌がらせがエスカレートしていくにつれて、どうやってこいつを陥れてやろうか、という考えに至りました。ただ、負けず嫌いですが、極度のビビリです。直接、正面切って戦う勇気はありません。そこで、漫画喫茶に向かいました。漫画喫茶のパソコンを使い、告発メールを本社に送ろうと思ったのです。

私は過去に辞めていったスタッフ達の親を名乗り、いかに卑劣なパワハラを受けているのか、長年の恨みつらみをひたすらパソコンに打ち続けました。「娘は辞めてしまったけど、今でもパワハラは続いています。そんな責任者は辞めさせるべき!」と親目線でつらつら書き述べ、いざ送信メールを送ろうとクリックすると、何故か送れません。

もはやその女の呪いかと思いましたが、ここで諦めたら終了だ!と思い、その原稿を印刷しました。その時の私の合言葉は「ジャスティス!」です。正義は必ず勝つ!ジャスティスジャスティスと唱えながら私は家から、やや遠いコンビニへ行き、本社にFAXをしました。人事部なんかではなく、社長、専務が毎日読む売上日報を送る番号です。

日報に混ざり、告発文が送られてきたら、さぞかしインパクトが強いだろうとわくわくさえしました。数日後、すぐに人事部から連絡があり、思い当たる節はあるか?と責められていました。電話のあと、その店長は「あいつの親がちくったらしい!」なんてキレていて、私は「大変ですね。大丈夫ですか?」なんて声をかけながら、内心は因果応報だと高笑いしました。

その後、無事その店長は退職になり、平和なアパレルショップへと変貌を遂げました。