今回は、30代元ブラック会社社員さんが、怖い上司から「営業なら何でもやらされたり」、「怒鳴られたり」、「退職時に歩合の支払いでもめたり」したパワハラ体験談をご紹介してみます。ブラック企業退職時に歩合の支払いでもめたら、労働基準監督署(関係者)などに相談し訴えの書面を作成、提出することで歩合を支払ってもらえたとのことです。パワハラなどを行い成績をあげさせる会社は淘汰された方が良いとのことで私もそう思います。

寺で修業

現在、私は30代の主婦であり、パワハラを受けていた時代は遠い昔ではありますが、良くも悪くもまだ昨日のことのようにこの経験は思い出されます。

思い返すこと約10年前、、私は大学を卒業し、新卒として不動産会社へ入社致しました。しっかり稼いで、プライベートでは遊びや学びを充実させようととても意気込んでいました。新卒ですもん、そんなもんですよね、、、。

しかし、それが、どんどん砕けていきます。入社してまずすぐ、合宿のような研修がありました。何もない山奥のお寺で、朝から座禅や、声出し、ランニング、掃除、そしてご飯はおかゆ、、、。怖い上司が教官で、わざと余計に怖くし、精神的にも体力的にも追いつめられる訓練をしました。同僚も私もクタクタで、恥ずかしながら、私は慣れないところなので夜もほとんど眠れず本当にクタクタでした。

何度夜中にこっそりと山を下りて逃走しようかと思ったことか、、、。そして、5日ほどで終わり、社へ戻り配属先が決まりました。私は、希望を出していた営業部に決まりました。私を含め、女性2人、男性4人が新入社員として営業部に配属されました。この日から、世の中に存在する営業というものは全て経験したような毎日の業務が始まりました。

なんでもやる!そしてバタバタと同僚が倒れる

チラシ配りから、電話営業、飛込営業、待ち伏せ営業、、、さすがに身体を売ったりというのはありませんが、なんでもできるような精神力になっておりました。だって、拒否なんかできない環境でしたもん。怖い上司、営業成績、、、社長の見回りがランダムにあり、営業所にいましたが、社長が来るとなると、なにも仕事がなくても夜中でも帰ることができませんでした。

会社で決まっている労働時間や定時というのは、まったく無視されていて、朝も5時や6時出社、帰りは夜中の1時を過ぎているのが当たり前でした。数字をとれなかったり、お客さんを呼び込めなかったら怖い上司に怒鳴られる毎日です。そんな環境ですから同僚とはとても仲良くなりました。

電車がなく帰れない日は同僚の家でみんなで寝たり、上司の愚痴を言ったり、お酒を飲んで騒いだりして発散していました。休日も不動産会社なので、休みは平日でした。なので、会う友人も少なく、同僚といつも過ごすことになっていました。そんな同僚たちが順番に会社へくることができなくなっていきました。

私は比較的ましだったように思えますが、あたりのきつい同僚は机をけられたり、罵声を浴びせられたりで、精神的に追い詰められ、家からでることができなくなっていきました。唯一の女性の同僚仲間も、職場でしょっちゅう倒れるようになり、ドクターストップがかかりました。

退職時に歩合の支払いでもめる

最後に残ったのは私だけでした。幸い、入社して3年目くらいのころに結婚が決まり、いわゆる寿退社をすることができるようになりました。パワハラ会社を円満に退社できると思いホットしていました。退社ができる日まで頑張って成績を上げ一生懸命働きました。数字を上げ、歩合をしっかり稼ぎ、退社後は少しゆっくりしようと思っていました。

しかし、退社が近づくと、退社する月分の歩合がもらえないということを言われました。さすがにひどすぎると思い、もめ事は嫌でしたが、労働基準監督署のようなところに勤めているという方を紹介してもらい相談しました。

一応会社の規則でも記載されているようなのですが、会社もそういったもめ事は避けたいと思ったのか、訴えの書面を作成し、提出したら、怖い上司と面談したり、怖い人事の方とも面談したりしないといけませんでしたが、歩合分は支払ってくれるとのことで応じてくれました。

口外しないなどの書面にサインをさせられましたが、やっと辞めれると思いホット致しました。不動産の仕事は好きなので今でも他社で続けていますが、このような怖い経験はありません。不動産会社なので仕方がないと思って新卒でよくわからなかったこともあり、勤めていましたが、そんなひどい不動産会社ばかりではないということが辞めてから気づきました。

パワハラなどを行い、成績をあげさせるという不動産会社は淘汰されていかないといけないと思います。不動産会社で独立してやっていきたいと考えていますが、こういった不動産会社とは180度違う、平和な不動産会社を作りたいと思います。