私は、安定していると言われている大企業(大会社)を辞めました。
人間は、死にたくないという思いが強いからなのか?
安定して給料をもらえるような場所(会社)にしがみつき、死なないように頑張るのではないでしょうか?
でも結局人間はいつかは死んでしまいます。
人間がいつかは死んでしまうのは、自然の摂理で、どうしようもありません。
どんなに安定して給料が入ってきても、老後が安心できる程、お金持ちになっても、そのうち死んでしまいます。
よって、あまりに大量にお金を稼いだり、安定した給料により食べるのに困らないように、未来に備えたとしても、結局、最後は死んでしまいますので、安定して給料をもらえる会社(場所)に死んでもしがみつくというのは、あまり良い人生とは思えません。
会社が楽しいのなら会社にいた方が良い
でも、もし現在いる会社(場所)が、楽しいのなら、絶対に辞めない方が良いでしょう。
残念ながら、私は、前職について、全く楽しくありませんでした。
まさに、メリットは、「安定して給料がもらえる。」だけでした。
それ以外は、デメリットしかありませんでした。
デメリットとしは、「長時間拘束される。」、「人間関係が最悪。」、「上司が殿様で、自分は奴隷。」、「がんばろうが、成果を出そうが、何も変わらない会社の制度」、「自由に意見を言うと、叱責される。」、「自分のがんばり、成果は、給料には反映されない。」などなど
数えれば切りがないくらいデメリットばかり出てきてしまいます。
変化があるのが自然の流れ
私は、「変化があるのが自然の流れ」だと思うのです。
ですが、前職は、全く変化がありませんでした。
仕事内容が、全く変わらず、部署移動もなく、仕事で成果を上げる、上げないに関わらず評価も変わらず、そして、ほとんど上司も変わらず、全くといっていいほど、変化がありませんでした。
私は、部署移動を希望したり、仕事内容の変更を希望したり、成果を上げることに努力したり、いろいろ上司にお願いをしましたが、全く受け入れられませんでした。
40代で、もはや、おっさんですが、変化する環境、自分の努力が、売り上げなどにダイレクトに反映される環境にチャレンジしてみたかったのです。会社に、そのような環境を要望しても無駄だと悟るのに5年以上を要しました。
やっぱり、私も、「安定して給料がもらえる。」そして、さらに、「新しいことにチャレンジできる楽しい環境」を欲しがっていたのでしょう。ないものねだりをしていたのです。
「新しいことにチャレンジできる楽しい環境」のためには、「安定して給料がもらえる。」ということは捨てて、リスクを取らなければならないことに気づきました。
転職を検討している時に、転職を検討していた会社の社員の方から、「会社に期待するのではなく、自分でどうにかすべき」と言われたことがあります。その言葉を会社員の立場から言った。その人の言葉の真意は、私には不明でした。会社員の立場で、理解することは到底できませんでした。
しかし、会社を辞めた後、今となっては、「会社(他人)に期待するのではなく、自分でどうにかすべき」というのは、良くわかります。
頼るべき人も、命令を受けることもないので、何事も自分でどうにかするしかない環境ですので。
まとめますと、
本当は安定している場所(会社)はない!どうせいつか人間は死んでしまうから、それなら一度しかない人生チャレンジすべき
ということになります。