よく「絶望の非正規雇用」とか「非正規労働者の絶望的な状況」のような言葉をマスコミなどの取材記事で目にします。

このような取材記事では、大抵、非正規労働に従事している方がいかにお金に困っていて貧乏で、大変かという部分がクローズアップされています。

ですが、私は、マスコミの取材に取り上げられている絶望的な非正規労働者の方よりもネットで節約生活を公表している方々の方がもっと貧乏な生活を送っているように感じます。

マスコミの取材に取り上げられている絶望的な非正規労働者の例


私が昔見たメディアの取材記事では、絶望的な非正規労働者の例として、月収15万ぐらいで、家賃5万円ぐらいのところに居住しているという例があったように思います。

その取材では、「お金がなくて食べるのも大変。」、「非正規労働なので、将来安定して食べていけないかもしれないので不安である。」、「正社員ばかり優遇されている。」などの主張がされていたと思います。

非正規労働者本人が本当にそのように思っているのか?それともマスコミの方が、いかに非正規労働が、社会において問題で、非正規労働者が大変かをアピールしたいがために大袈裟に言っているのか?はわかりません。

どちらにしても家賃5万円を引いた後でも生活費として10万円残りますので、そこまで絶望するような状況でもないかな。と思います。

むしろ私は、次に取り上げるネットで節約生活を公表している方々の方がもっと絶望的な状況ではないか?とも思います。

ネットで節約生活を公表している方々の生活費の例


私が見たネットで節約生活を公表している方々の生活費としては、家賃2~3万円、食費5000円~7000円ぐらいという方々を結構な数目にしました。

私は、今のところこれ程の節約生活を送ることは全くできていません。

本当に凄いと思いますね。

特に、食費5000円~7000円ぐらいのトコロです。

中には、生活保護費よりもかなり少ない額で毎月生活している人もいるようでした。

そしてこのような節約生活を公表している方々が、人生絶望的な状況だと言っているのはあまり見たことがありません。

むしろ節約生活を楽しんでいるようです。

まとめ

1.「絶望の非正規雇用」などとマスコミが煽る風潮があるようだが、実質の生活費などを見ると非正規労働者だからと言って、それ程までに絶望的な状況ではないと思われます。

2.毎月の生活費が極めて少ないネットで節約生活を公表している方々が、特に人生に対して絶望しているような感じはしない。要は、気の持ちよう、気分の問題で、人生は楽しくなったり(快適だったり)、絶望したりすると考えられます。

3.個人的には、絶望的な非正規労働者問題よりも、「電通の過重労働による自殺」などの問題の方が深刻な問題だと思います。