よくレールから外れるという言葉を聞きます。
一般的に、高校大学と進学し、卒業後に企業に入って正社員として定年まで働き続けることをレールに載っている状態と表現し、レールに載っている状態から外れたコースを取ることをレールから外れるという意味で使われていることが多いようです。
私も若い頃に一度レールから外れたような状態になりましたが、再度レールに戻った経験があります。
今回は、そのような話を記載してみます。
就職氷河期の影響で大学4年生の時に会社から内定を貰えなかった!
私は、ブログタイトルにありますように40才を越えています。
ちょうど就職氷河期真っ只中の時に、大学4年生でした。
あまり採用試験のSPI対策だとか面接対策などに力を入れていなかったこともあり、1社からも内定を貰えませんでした。
しょうがないので大学院に進学することにしました。
就職氷河期の影響で大学院2年生の時も会社から内定を貰えなかった!
結局2年経っても就職氷河期であることに変化はなく、採用試験のSPI対策だとか面接対策などもおろそかにしていたため、大学院2年生の時も1社からも内定を貰えませんでした。
まあこの時は、何が何でも正社員として内定を貰うことに固執していたのも原因です。
おそらく派遣社員などで妥協していれば、それなりに内定を貰うことはできたと思います。
社会経験が浅かったので、若い内なら派遣社員から正社員になるということも可能である。ということに気づいていませんでした。
そして、何を思ったのか?血迷った挙句、他の大学の大学院に進学することにしました。
大学院生活があまりに貧乏過ぎてなんでもイイから就職したくなる!
当時は、大学院で勉強することに人生を賭けていたような気がします。
何故か熱い思いで大学院での、研究に夢中になっておりました。
しかし、親からの仕送りやバイトを少々しつつ大学院で研究しておりましたが、すごく食べるのに苦労した覚えがあります。
毎日スパゲッティに醤油かマヨネーズをかけて食べるだけの食事で、外食はマックであっても控えていた記憶があります。
そして、この貧乏な状態と昔の友達はほぼ働いているという状況から焦りを感じ始め、何でもイイから就職したくなりました。
そして、中小企業でも何でもイイので、面接に行ってみると普通に採用されました。
中小企業から大企業へのステップアップ
一応小さい企業に採用されたので、レールに戻ったと言えそうですが、中小企業ですので、レールのど真ん中に戻ったとは言えません。
その頃すでに25才くらいでしたので、レールのど真ん中に戻るには、当時、歳を取り過ぎていると感じていました。
しかし、今考えると全然問題ないですね。おそらく現在なら、40才ぐらいまでならレールのど真ん中に戻ること(大企業に採用されること)も可能だと思います。
そして、就職氷河期から景気が少し回復してきた段階で、大企業の派遣社員を経て、大企業の正社員にステップアップすることができました。
特に、採用試験のSPI対策だとか面接対策などに力を入れたかと言われるとそういうこともありませんでした。
要は、就職氷河期のような企業が採用に力を入れていない時期には、どう頑張っても採用されないが、景気回復期を狙って就職活動すれば、一度外れたレールからレールのど真ん中に戻ることも可能だと言いたいのです。
まあ、採用試験のSPI対策、玉手箱対策、面接対策、TOEIC対策(英語能力向上)などにも力を入れて取り組んでおけば、超大企業へのキャリアアップも可能かもしれません。
まとめ
一度レールから外れた人生を歩んだとしても、若い内(40才ぐらいまで)なら、景気回復期を見計らって、レールのど真ん中に戻ることも可能であると思います。