「職場の人間関係を良くする方法」というテーマで、いろいろなブログで、対処方法が語られていました。
対処方法として「挨拶する」、「いじめをしない」、「同僚との適度な距離感を保つ」、「笑顔を絶やさない」、「相手の話をよく聴く」などなどいろいろ対処方法が述べられていました。
でも、私は、自分の行動(対処方法)を変えても相手(上司、同僚)は変わらないと思います。
人間は、誰しも自分が正しいと思っている。
私は、よく初期仏教の本を読むことがあります。
特に、アルボムッレ・スマナサーラ長老の著書をよく読むことがあります。
その中で、悟りを開いていない普通の人間は、「誰しも自分が正しいと思っている。」という言葉があったと思います。
ほぼ100%に近い人間は、自分の考えが正解であると心の中で考えているというのが世の中の真理だと思います。
職場の人間関係を良くする方法で、相手を変えることはできない。
職場の人間関係を良くする方法として紹介されている方法は、「挨拶する」、「いじめをしない」、「同僚との適度な距離感を保つ」、「笑顔を絶やさない」、「相手の話をよく聴く」などなどです。
基本的に、自分を変えることで、徐々に周りを変えようという方策だと感じました。
ですが、これらの方法で本当に効果があるか?という検証はされていません。
一見効果ありそうに思えますが、他人(上司、同僚)を変えることなんてできないと思います。
なぜならば、人間は、自分が正しいと心の底から考えているからです。
そして、人間関係が悪いと思っている人は、自分の態度が悪いから、相手の態度も悪くなると考え、まず自分の態度を改善しようとするのかもしれませんが、たぶん効果ないと思います。
おそらく、人間関係で本当に悩んでいる場合、上司のパワハラ、同僚のケンカ腰の態度、職場での無視などが起こっているから悩んでいるのではないでしょうか?
このようなひどい態度(パワハラ、悪口、無視)をとる職場の仲間は、こちら側がいくら良好な態度で接したとしても、おそらく悪い態度は改まらないと思います。
なぜならば、ひどい態度(パワハラ、悪口、無視)をとる職場の仲間は、悪い態度を正しいことだと思っているからです。
おそらく俺は、「部下や同僚を鍛えてやっている。」、「俺はきついことを言って指導しているので凄い。」などと自分が正しいと本気で考えているのです。
よって、「職場の人間関係を良くする方法で、相手を変えることはできない。」と考えられます。
ひどい態度(パワハラ、悪口、無視)をとる職場の人とは関わらないようにするのが一番良い。
他人は変えられないとすれば、一番良いのは性格の悪い人とは関わらないようにするのが一番です。
職場内で、性格の悪い人と仕事をしなければならない場合、最低限仕事に差し支えない範囲でつきあうことが一番だと考えます。
極力性格の悪い人と一緒にいる時間を減らせれば、ある程度ストレスを軽減できることは間違いないです。
出来ることなら、部署移動、配置換えを希望するのも良いと思います。
ですが、部署移動、配置換えの希望も通らず、性格の悪い人と長時間仕事をしなければならず、性格の悪い人が必要以上に関わってくる場合は、どうにもなりません。
そのような職場では、ひたすらストレス耐性を上げて我慢するしかなくなります。
そして我慢し過ぎると、うつ(鬱)病、精神疾患、長期傷病休暇などになってしまったりするものです。
こうなってくると対処方法は、「会社を辞める」、「転職する」などしかなくなってくると思います。
まとめ
人間は、「誰しも自分が正しいと思っている。」ので、性格の悪い人のひどい態度(パワハラ、悪口、無視)を改めさせることはできない。
職場でストレス軽減したいなら、性格の悪い人と接する時間を減らすように立ち回るのが一番良いと考えらます。
仕事上どうしても、性格の悪い人と接する時間を減らせないならば、「会社を辞める」、「転職する」という選択肢を検討するのが効果的かもしれません。
P.S
「会社を辞める」、「転職する」のは、自分の経済状況を考慮しつつ、自分の判断で行うのが良いと思います。