会社に勤めているといろいろな人がいるものです。
すぐ怒る人や楽しい人いろいろいます。
私はその中でもきおつけた方がよい要注意人物として、「自分がいかに会社のために滅私奉公してきたか。」というようなことを自慢して語るような上司を挙げたいと思います。
こういう滅私奉公タイプの上司ですが、上司本人だけが滅私奉公してくれるなら良いのですが、周りにも滅私奉公を強要してくるタイプだと大変危険です。
残業100時間やったことがあると自慢気に語る上司
私は、以前会社で働いていた時に、残業100時間やったことがあると自慢気に語る上司に仕えたことがあります。
その上司は、俺は残業100時間やったことがあるのだから、君ももっと長時間働くことができるまだまだ努力が足りないというようなことを言っていました。
当時、私の残業時間は、50~70時間ぐらいでした。
そして、仕事量としては、周りの同僚の5~10倍程はこなしていたと思います。
そもそも既に他の同僚とは作業量的にものすごい差があるにも関わらず、私だけさらに努力をするように言われたのです。
会社のために努力するのは良いことだと思いますが、限度はないのでしょうか?と思います。
別に、私の給料がずば抜けて高かったり、昇進・昇格して待遇が良かったりするなら、仕事量が多くても良いかもしれません。
しかし、平社員で、給料も同年代と比べて普通かやや低いレベルにも関わらず、なぜ同僚の5~10倍も仕事をこなさなければならないのか理解できませんでした。
上司は、出世コースを歩んでいるので、滅私奉公しても良いかもしれませんが、私は間違いなく出世コースじゃなかったので、そこまで頑張る理由がないのです。
この上司の部下になった人達は、休職者が大量にいたり、退職する人が多かったりと大変な目にあっている人達が多かったです。
まあ、この上司の指導によって、無理矢理長時間労働させられる人達が多く、休職者(うつ病になる人)、退職者が大量に出ていたのだと思います。
結論としては、長時間労働を美徳のように語る上司の部下になった場合、早めに転職などの手を打った方がよいということです。
仕事を効率的にやっても何も得しない会社システム
会社員時代、私が特におかしいと思った会社のシステムとして、「仕事を効率的にこなしても何もメリットがない。」ことが挙げられます。
ホワイトで良い会社であれば、仕事を効率的にこなすことで高評価を得られる場合もあると思います。
しかし、大抵、普通の大企業などでは、仕事を効率的にこなしてもたいして良い評価は得られません。
普通の大企業において、仕事を効率的にこなして終わらせると別の仕事が割り振られます。
一人分の労働量に基準というものがないため、効率化すればするほど他の人の仕事も回ってくるのです。
仕事を効率化すればするほど大量に業務をこなすだけで、特に早く帰れるなどのメリットもないのです。
そして、仕事を効率化して業務を大量にこなしても給料は良くなりません。
通常の大企業であれば、仕事を効率化して業務を大量にこなせばこなす程、同一労働同一賃金からかけ離れていきます。
むしろ普通に仕事を効率化しないでやっている人達と同じぐらいのペースまで仕事のスピードを落とした方がある意味得かもしれませんね。
そして、効率的に仕事を大量にこなすことが昇進・昇格に繋がるかと言いますと別に関係ないですね。
会社としては、リーダーシップがあるという良くわからない謎な基準で昇進・昇格を決めるようです。
コミュニケーション能力、他部署との折衝がうまい、部下を率いる能力があるなどなんだかよくかわらない基準を持ち出します。
そもそもパワハラで休職者、退職者を大量に出すような上司自身が、コミュニケーション能力、他部署との折衝がうまい、部下を率いる能力などがあるとも思えません。
昇進・昇格は、このようななんだかよくわからない基準で決まるため、はっきり言って、大抵の会社では、上司が気に入っている人が、昇進・昇格するということであっていると思います。
というわけで、どんなに仕事を効率的にこなしたとしても昇進・昇格できるわけではないのです。
結論としては、仕事を効率的にこなしても評価されない会社では頑張っても無駄なので、早めに転職などの手を打った方がよいということです。
まとめ
1.残業100時間やったことがあると自慢気に語る上司の部下になり、長時間労働しても報われることは少ないため、早めに転職・退職などを考えた方が良い。
2.仕事を効率的にやっても評価されない会社に在籍しているのであれば、効率的に仕事をやると評価される会社に、早めに転職した方が良い。
P.S
自分の人生なので、転職・退職などは自分で考えて実行するのが良いかと思います。