嫌いな人と一緒に仕事をしているとだんだんとその仕事自体が嫌いになってくるものです。
おそらく小学生、中学生くらいの時に、嫌いな先生の科目が嫌いになるのと似ている気がします。
人間大人になっても子供の頃と変わらず嫌いな人と一緒にやることは、その内容自体もだんだんと嫌いになっていくようです。
最初に仕事自体が好きだったとしても劣悪な人間関係は仕事自体を嫌いにする!
最初のとっかかりとして学生時代好きだったことから企業での仕事をある程度選択すると思います。
仕事自体は、自分の好みに合う分野をある程度選んで会社に就職したはずです。
しかし、嫌な人と一緒に仕事をしているとだんだんとその仕事自体が嫌いになっていきます。
小学生、中学生の頃を思い出して見ると、好きな先生の授業は熱心に取り組んだり聞いたりするものですが、嫌いな先生の授業だと全く興味がなくなってきたりするものです。
基本的に、大人になってもこの傾向は変わらないと思います。
要は、仕事をする上で、いかに周りの人が重要かということです。
自分と合わない人と一緒に仕事をすると本当にその仕事自体が嫌いになり、仕事能力の低下、仕事を頑張ろうとする意欲などが低下していきます。
一方、仕事自体があまり好きではなかったとしても、一緒に働いている人と気が合う場合は、だんだんと仕事自体が好きになったり、仕事への意欲が向上したりなどポジティブな影響を受けることがあります。
なので、会社において、社員に仕事の能力を向上させたいと本気で願っているのなら、気が合わない人同士でチームを組ませたり、気が合わない人同士で仕事を一緒にしないことが重要だと思います。
なぜか会社はチームを組ませるメンバーの人選が適当!
現状、企業は、チームを組ませるメンバーの人選を真面目に考えて決めているか?と言いますと何も考えていないと思われます。
明らかに仲が悪い同士であっても平気でチームを組ませたりしています。
もはや仕事しているよりケンカしている時間が長くなるぐらいひどく嫌いあっている同士でチームを組ませたりするのです。
はっきり言って嫌いな人同士でチームを組ませる程、仕事へのパフォーマンスが低下するものはないと思われます。
ですが、大抵、仲が悪い人同士のチームが作られることが多々あるのです。
上役としては、仕事が回るような人員配置をしているつもりなのかもしれませんが、人の相性を無視したチーム編成は、結果的に会社全体のパフォーマンスを落とすことになると思いますので、やめた方が良いと思います。
私は、日本の会社では、人の相性を考慮したチーム編成をすることで、休職者数、転職者数、退職者数などが低下すると考えます。
さらに、人間関係の改善によって、個々人の仕事へのモチベーション向上、スキル向上なども見込めるのではないか?と考えます。
とにかく、会社において、離職率の低下や社員のモチベーション、スキル向上を狙っているなら、人の相性を考慮したチーム編成をすることが重要だと思います。
まとめ
嫌いな人と一緒に仕事をすると仕事が嫌いになって、社員のモチベーション、スキルが低下します。
よって、会社は、仕事が回るような人員配置だけを考えず、人の相性を考慮したチーム編成をすることが重要だと考えられます。