会社に勤めていると職場の雰囲気が凄く悪いことが多々あると思います。

職場の雰囲気が悪いと「あの部長、課長、先輩さえいなければ良い会社になるのに。」とか思うと思いますが、私は、日本の会社の職場の雰囲気が悪いのは、会社辞める人が少ないからだと思います。

職場の雰囲気が悪い原因をネット上の情報で調べてみると、おおむね性格の悪い人をどうにか良い人にしようという試みが記載されていました。

そんな他人の性格を変えるなんて無理だと思いますよ。

相手は、子供ではなく、大人なのです。

大人の性格を変えようなんて、絶対に無理です。

それこそ自分の生涯をかけてあの人の性格を良くしてあげようとかいう気合でもない限り無理です。

というか性格を良くしてあげようなんてその人にとっては、余計なお世話だと思います。

また、どうにかして悪い性格の人を良い性格に変えるようなアクションをとった場合、おそらくケンカになるのではないでしょうか?

とりあえずネット上の情報で、「何が職場の雰囲気を悪くしているのか?」について書いてみます。

上司、同僚が職場の雰囲気を悪くしている!

1.性格の悪い上司・同僚が原因

自分勝手でワガママな上司・同僚のせいで、職場の雰囲気が悪いというものです。

「怒鳴り声」、「ケンカ腰の態度」、「部下の意見は聞かない」、「他人や環境に責任転嫁する」などなど職場の雰囲気を悪くします。とのことです。

対処方法としては、周囲への気遣い、他人への配慮ができるような職場の雰囲気にした方が良いとのことです。

もともと周囲への気遣い、他人への配慮がない人に、そのようなことを言ってみても聞かないと思います。

とりあえず私なら、性格の悪い上司・同僚とは距離をとるのが無難な選択だと思います。

どうしても仕事上距離がとりづらいなら辞めるのが一番良いです。

辞められないなら、我慢するだけになります。

我慢する方法としては、「会社員でストレスMAX時に心を落ち着かせる方法」の記事が参考になるかもしれません。

ご興味あれば、記事下最下部の関連記事一覧から、「会社員でストレスMAX時に心を落ち着かせる方法」の記事をご覧ください。

2.能力の低い上司・同僚が原因

仕事上のコミュニケーションが悪かったり、仕事のミスが多かったりして、職場の雰囲気が悪いというものです。

対処方法としては、「人の話をよく聞く。」、「仕事に真面目に取り組む。」などだそうです。

おそらく元々「人の話をよく聞かない」、「仕事に真面目に取り組まない」人達に、真面目に仕事するようにお説教したところで良くならないかと思います。

私としては、2、3回アドバイスしてちゃんと仕事してくれないなら放っておくしかないと思います。

たぶん大企業だとこういう人は放置されて、何も仕事せず給料が貰える良い立場に立てますね。(笑)

中小企業では、クビになるかもしれませんが。。。

3.仕事をしない上司・同僚が原因

仕事中にインターネットで遊んでいる、結婚相手を探しに来ている、などが職場の雰囲気を悪くしているということです。

対処方法としては、「仕事に真面目に取り組む。」ことだそうです。

コチラも「仕事に真面目に取り組まない」人達に、真面目に仕事するようにお説教したところで良くならないかと思います。

私が以前勤めていた大企業では、仕事をしない上司・同僚については、放置されていました。

まあ、「真面目に仕事しろ!」などと言っても仕事しないでしょうから、放置で良いのかもしれませんが、周りの人はその人の分も働かなければならないので、大変でしょうね。

大企業では、「能力の低い上司・同僚」から「仕事をしない上司・同僚」にクラスチェンジ(ランクアップ)する気がします。

私の意見としては、会社としてはこのような人達はクビにするべきだと思いますが、日本の会社はクビにしづらい雰囲気があるようですので、放置するしかないようです。

会社を辞めずに我慢する人が多いから職場の雰囲気が悪い!


「何が職場の雰囲気を悪くしているのか?」について、私が思うのは、ずばり、日本人は、会社を辞めずに我慢する人が多いということだと思います。

「無職になった2017年を振り返ってみる」という記事でも少し書きましたが、

1.日本の大企業は、待遇が良いという神話のために社員が辞めません。
2.待遇が良いという神話のために、どんなに職場環境が悪くとも耐える人が多いので、雇用の流動性がありません。
3.雇用の流動性がないので、会社を辞めると再就職しづらいので、ますます我慢して耐えます。
ということがあると思います。

「堂々巡り」と言うか、「卵が先か鶏が先か」と言われるものでしょうか?

こういう職場だと性格の悪い上司・同僚は、暴言を吐いたり、パワハラしても社員がなかなか辞めないので、結構ひどいことを平気でするようになると思います。

会社辞めても行くところがないとなれば、我慢して耐えるからです。

実際、結構ひどいこと言われても我慢して耐えている人が、大企業にはたくさんいます。

私も大企業の正社員で、10年以上我慢して耐えました。(笑)

川は流れていると綺麗だけど水溜まりのように流れないで一か所にとどまると汚くなるなんて言われますが、会社内での人の流動性についても同じことが言えるのではないでしょうか?

要は、雇用の流動性がない日本は、人も腐りやすいのかもしれないですね。

堀江貴文さんが、「仕事が辛くて自殺するくらいならさっさと会社なんてやめろ。コンビニバイトとかあるだろ」

と言ったそうです。

私もそう思うのですが、大企業の正社員の人は、自分達は、待遇イイと思っているので辞める人が少ないです。

相当ひどいことを言われ続けても耐える人は、耐えてましたね。

多分、大企業の正社員は、給料が良くて、福利厚生が良く、凄く良い待遇で、他にはこんな環境はないと思い込んでいます。

ですが、毎日、毎日、パワハラにあったり、暴言で叱責されたりするような大企業が、そんなに良い環境だとは到底思えません。

給料と福利厚生だけが良い会社の基準ではないと思います。

私は、長期で働くためには、職場環境は、とても重要なことだと思います。

職場環境というものは、平社員では改善することは不可能なので、職場環境が良い企業に転職するのが一番良いと思います。

職場環境が良い会社としては、以前の記事でとりあげたアイリスオーヤマのような会社が良いと思われます。

アイリスオーヤマは、採用基準の一番目が、人柄であるとのことなので、「パワハラ」、「暴言で叱責する」などをする人が極めて少ないのではないか?と考えられます。

逆に、会社を選ぶ場合は、「人柄を採用基準一番目にする会社」、「みんなが和気あいあいと仲が良い会社」などを給与、福利厚生よりも重視して選択した方が良いかもしれません。

長期間働くなら、毎日、ケンカばかりしている会社より、みんなが和気あいあいと仲が良い会社の方が長続きすると思いますので。

でも、「パワハラしたり」、「暴言で叱責する」のが好きな人は、人柄を採用基準一番目にするような会社は選ばない方が良いと思います。

きっと合わないと思いますので。

要は、私が言いたいのは、会社と合わないと思ったら我慢せずに、自分にあった会社に転職した方が良いということです。

みんながそうすれば雇用が流動化して、再就職もしやすくなると思いますので。

まあ、おそらく大企業の正社員は、凄く良い待遇だと思い込んでいる人が多いので、会社辞める人はそんなに多くならないと思いますが。

後、大企業の採用方針で、転職回数が多い人は採らないというのも当分変わりそうにないので、再就職が難しいというのも当分変わりそうにないですね。

私が思うに日本人は、変化が嫌いな人が多いように思います。