最近、人から言われた言葉で感動してとても久しぶりに涙があふれました。
会社員時代は、人から言われることで、泣くほど感動することはなかったのですが、無職になってから性格が良くなってきたからなのか善良そうな人と巡り合いました。
会社員時代の人間関係
正直、大企業での会社員時代は、もうあまり思い出したくもないのですが、後述の泣くほど嬉しかったことと対比するために少しだけ書いてみます。
一言で言えば、会社員時代の人間関係はとにかくギスギスしていて険悪でした。
どんな企業にもあてはまるかはわかりませんが、人間関係が悪くなる原因は仕事の押し付け合いから始まっているような気もします。
給料はだいたい一律で決まっていますので、仕事しない方がメリットが大きいのです。
大企業に入るぐらいなので、みなさん頭がいいので、どうすれば社内で最大メリットを享受できるか考えます。
行きつく先は、他人に仕事を押し付けることです。
この仕事の押し付け合いによって、人間関係は悪化していきます。
更に、悪化した人間関係から罵詈雑言が飛び交うようになり、仕事のストレスなども加わって、加速度的に人間関係悪化ループが拡大していくものと考えられます。
一度、そういう社風になってしまうと負の人間関係悪化ループから抜け出すことはたぶん無理なんじゃないか?と思います。
泣くほど感動した言葉
私が、最近出会って、泣くほど感動した言葉は、「自分一人で何とかするのではなく、他人に頼っても良い。」というような言葉でした。
私の表現方法が悪いので、これだけ書くとあまり感動しないかもしれないですが、要は、「俺を頼ってくれ。」というようなことを言われたのと同じです。
私は、今までの人生で、例えパフォーマンスだったとしても、こんな言葉をかけられたことはありませんでした。
人が人を助けるようなことはなく、自分のことは自分で何とかするしかないと思っていました。
人が人を助けるようなことは、アニメとかマンガの世界のできごとだと思っていました。
ワンピースとかが感動できるのは、現実ではない、人が人を助けるようなことが描かれているからだと思っていました。
私は、現実には、人が人を助けるようなことはなく、だからこそアニメとかマンガの虚構は感動的だと思っていました。
しかし、現実に、人が人を助けるような言葉を口に出して言われるとアニメとかマンガとは比較にならない程感動しました。
やっぱり付き合う人によって、人生は天国にも地獄にもなるのだなとあらためて思いました。