企業に勤めていた頃は、会社に行くととても居心地が悪かったです。

私にはその会社の社風があっていなかったのだと思います。

会社にいる人間を罵ったり、言葉でボロクソに叩いたりするのが好きな人には、合っている会社だったと思います。

前の会社で出世していた人の特徴

前にいた会社で出世していた人間の特徴は、とりあえず部下が仕事をもってきたら、何が何でも重箱の隅をつついてでもとりあえず叩くような人が出世していました。

その際、部下の仕事は絶対に褒めません。

とにかく、上司の仕事は、部下のもってきた仕事をボロクソに叩くことにあると思っていたようです。

社風として、そういう人間をマネージャーにするのが正しいと思っていたようなので、間違いなく多少でも部下を褒めるような人間は出世しにくい会社だったと思います。

こういう社風の会社で居心地が良くなるためには、とにかく平然と他人を叩くような性格になるしかないと思います。

私も前職の時に、そういう人間になろうと努力していた時もありましたが、結局、無理でした。

他人をボロクソに叩くのなんて気持ちが悪いだけです。

結局、どうしても前職の社風には馴染めなかったです。

その会社で、経営トップ層、管理職になるには、そういう性格(他人をボロクソに叩いて平然としている)になる必要があったわけですが、果たしてそれで偉くなったとして本当に幸せだったのかな?とも思います。

喜びを伝え合うコミュニティは素晴らしいと思う

最近、凄く性格が良い人が集まっているコミュニティというかラインに登録しました。

主催者の方が、とても人間的に魅力的な人で、人を叩いたり、罵ったり、などということは、一切ないです。

そこで交わされる言葉は、他人を思いやったり、心配したりする言葉が多く、凄く良いなと思いました。

そこのラインでは、よく「ありがとうございます。」という言葉を目にします。

そういう言葉が流れることが普通になっているようです。

私は、前職の会社で、偉い人や上司が部下に対して、「ありがとうございます。」という言葉をかけているのを聞いたことがありません。

集まっている人間の性格によって、集団はこれ程までに違う特性を持つのだなと思いました。

まあ、集まっている人間の性格というより、主催者の性格が素晴らしいから、それにひきづられて集まっている人間の性格も良くなるのかもしれません。

今回、そういう喜びを伝え合うコミュニティ(ライン)に登録してみて、所属する集団が良いと、こんなにも幸せな気分になれるのだなと思いました。

会社選びも大企業だからとかではなく、社長、経営トップ層、管理職の性格が、どうなのか?で選んだ方が良いと思います。

まあ、社長、経営トップ層、管理職の性格なんて、入社してみてからでないと正確なところはわからないとは思いますが。