今回は、大手企業にお勤めの30代さんの「今後プレミアムフライデーがデメリットなく実行されてほしい」というご意見をご紹介してみます。東京の大手企業にお勤めでもプレミアムフライデーは実施されていないそうです。願わくば、一人一人の業務量を調整し、お互い助け合い、プレミアムフライデーがデメリットなく行われてほしいそうです。会社で仕事をする時の理想としては、良いご意見だと思います。ですが、現実は、一人一人の業務量を調整している会社は、ほとんどないような気がします。
東京の大手企業でもプレミアムフライデーは実施されない
プレミアムフライデー。そういったものが始まると聞いたのは、会社に入社して間もない20代の頃でした。わたしは東京の大手企業に勤めていて、いいものがはじまるなぁと思っていました。頭が空っぽで、深く考えていなかったわたしは、一か月の休みが1日増える!3連休!ラッキー!くらいにしか考えていませんでした。
すべての会社で実施されるのかは分からないけど、大手企業であるわたしが勤めている会社では当たり前に実施されるものと考えていましたが、実際は一切そんなことはありませんでした。プレミアムフライデーがはじまって今まで1度もお休みをいただけはしませんでした。自主的に有給を使って、プレミアムフライデー気分を味わっている方が数人いる程度で、プレミアムフライデーについて、会社から通知をいただいたりもしませんでした。勝手に期待していただけなのですが、とてもがっかりしたものです。
今後プレミアムフライデーがデメリットなく実行されてほしい
プレミアムフライデーのメリットは何と言っても自由な時間が増えることだと思います。習い事をするもよし、恋人や家族とゆっくり過ごすもよし、趣味に没頭してもいいですし、1日飲み歩いたって文句は言われません。お休みが増えることは素晴らしいと思います。その反面、サービス業だったり、不定休な方は必ず金曜日に休むなんて不可能だと思います。
すべてのサービスが止まる日なんてできるわけがありませんし、関係ない人には本当に関係のない制度です。そういった方には何か代替案があるわけでもなく、逆に飲食店や商業施設は混雑する日が1日増えてむしろ迷惑な程だと思います。プレミアムフライデーの恩恵を受けることができる人ですら、仕事量は変わらないのに休みの日が増え、結果的に残業時間が増えてしまいそうだと嫌がる方もいるのではないでしょうか。
現在、大手企業であるわたしの会社でさえ、プレミアムフライデーは実施されていません。友人の間でも、実施されている企業に勤めている人間は0人で、どういった企業が参加しているのか全く分からない状態です。あまり会社自体の大きさは関係なく、いわゆる優良企業であれば中小企業でも実施されているのでしょうか。
メリットは当然ありますが、デメリットのほうが多く感じられるので、これからプレミアムフライデーがどうなっていくのか、とても関心があります。夢を見すぎていることは重々承知ではありますが、願わくば、一人一人の業務量を調整し、お互い助け合い、プレミアムフライデーがデメリットなく実装されてほしいです。