今回は、中部在住30代男さんが、ミスを連発した結果パワハラにあった体験談をご紹介してみます。パワハラへの対処方法として、パワハラ発言をボイスレコーダで記録し、パワハラ上司に聴かせるとパワハラへの復讐ができるそうです。上司は、仕事のミスの注意の仕方を真面目に考えないと、後で、大変な目にあうかもしれません。仕事のミスが多いのは褒められたことではないですし、パワハラに復讐するのも不毛な行為に思えます。

ミスを連発してパワハラにあう

私は30代前半の男で、中部地方に住んでいます。今回はパワハラにあった時に少しでも気持ちが楽になり、最終的に証拠を集める方法をお伝えしたいと思います。それは「ボイスレコーダ」を常に持ち歩くこと。ただし、録音する時は就業時間の時のみにしましょう。

私も昔パワハラにあいました。元々、女性しかいない職場に男性が入ったので、警戒されたのかと思います。まだ入社して3ヵ月までは良かったのですが、私のミスが多かったみたいで、同僚は怒っていたらしいです。その怒りを課長、主任が抑えていてくれていました。余りにもミスが多いため、私に、同僚がした行為は陰口を本人に聴こえるようにしゃべる事から始まりました。

私はミスをする度に何度も謝罪しましたが、彼女らの怒りはおさまらなかったみたいです。そして、私が分からないことを質問しても「私はやったことない。」とか「これは主任に聴いて。」と全てたらい回し。ミスの押し付けもあり私は「先輩に聴いてその通りにしただけです。」という仕事があったのですが、結局、私のせいになり反省文を書く羽目になりました。

もっと酷いのは、私が間違った説明をお客さんにしているのを分かっていながら、説明が終わった後に、「今の説明ってあれであってたっけ?違うよね?クレームきても知らないから。」と言われました。何故言ってくれないのか疑問で、遂にメンタルがやられてしまい休職しました。

ボイスレコーダで録音

お金の心配もあり2週間で復職しました。ただし、私は結構やられたらやり返すタイプなので、ボイスレコーダを常に持ち歩くようにしました。勿論、バレないようにペン型ボイスレコーダにしました。録音されているとは知らずに、復職しても追い出したいみたいで、凄いことを言われました。

中には「指示を無視して勝手にやったのね。もう帰っていいよ。むしろ帰れ!」と言われたので、次の日わざと休んで、課長に電話で報告したら、課長も物凄く怒りだし、次の日、その同僚は、お説教されていました。しかも、一時間も少し、気が張れましたが、まだ私は辞めませんでした。ボイスレコーダのおかけで、証拠を十分集めることが出来たので、いつこれを使おうかなあ?と思うばかりです。

しかし、集めたのはいいが、また私の体調が悪くなり2回目の休職をしました。

パワハラへの復讐

こんなパワハラな職場に戻るつもりはなかったので、休職して1週間後、課長にお願いし、個人面談を開いてもらいました。まず、初めは自分がミスする度に、逐一主任に報告しにいく先輩から始まりました。正直、この人のせいで評判が下がり、居場所が無くなったと言えるので。

その先輩は課長から「あなた、1回本人に注意して、更に、主任にも注意させるってどういうことか説明してくれる?」って言われたときの先輩の顔がおどおどしており、しかも私が録音したボイスレコーダを聴かせて逃げるところがなくなり、泣きながら「パワハラを認めます。今までの事は全て謝ります。本当にごめんなさい。お願いですから、ボイスレコーダで録ったものを消していただけませんか?お願いします。」と言われました。

次の先輩はとにかく、自分のやる事が気に入らないらしい人で、何かあったらすぐ大声で陰口を叩く人でした。この人も課長から「あなた、大声で陰口を言ったそうね。どういうつもりか説明してくれる?」との問いに対し、先輩は「彼にどれだけ伝えても応えてくれなかった。それのせいで私たちの余計な作業が増えた。」との事。

しかし、課長は「確かに彼も悪いところはあったかもしれない。でも、大声で陰口を言う行為を私は許せません。これは立派なパワハラです!」と言われ先輩は泣きました。このあと、ミーティングでパワハラについて議論され、私にパワハラをした先輩達は謹慎処分を受けました。ボイスレコーダは便利で、時には武器になる最強のアイテムだと思いました。

また、「パワハラをしている人は自覚がない。」と思います。