今回は、20代女性会社員さんが、ネチネチ系嫌味上司から、「ネチネチと嫌味を言われたり」、「学歴差別を受けたり」、「生贄システムの上位に入れられたり」、「激怒されたり」したパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラは、ネチネチ系嫌味上司と喧嘩して会社を辞めて解決したそうです。社内営業とかに力を入れるのではなく、現実的に必要な仕事に集中した方が日本の会社は良くなると思います。なにしろ日本は人手不足なんでしょうから、パワハラなど無駄なことをしている場合ではない気がします。
ネチネチ系のパワハラ上司に悩む
20代の東京在住の女性会社員です。
ネチネチ系のパワハラ上司に悩まされてきました。
上司は40代の男性なのですが、とにかく嫌みを言うのが大好きでした。
ミスをすれば弛んでる(ゆるんでる)だの、やる気がないだのと言われ、何か相談しても「そんなことまで僕が教えるの」などと言って相談に乗ってくれません。
面倒になって相談しないで放置すると「そんなに僕が信用ならないの」「○○さんの下に行きたいなら言っておいてあげるよ」とまた嫌味です。
しかも、人事に結構なコネがあるようで、何かにつけてはそれを武器にして追い込んできます。
どこまで本当かわからないですが、人事をチラつかせられるとこちらとしては我慢するしかありません。
もっと上の上司に相談してもどうにもならない
腹が立つことに社内営業は天才的に上手いので上からの評価はすこぶる高いです。
もっと上の上司や他の人に相談しても、そういった嫌味な面は承知しているものの、「彼なりの激励だよ」などと曖昧ににごされて話になりません。
私も含めて部下はひたすら彼が満足するまで嫌味を聞いていなければなりません。
学歴差別
仕事がらみの嫌味はまだ聞き流すことができますが、何かと学歴を言ってくるのは耐えられませんでした。
上司は高卒で苦労していまの地位まで辿り着いたというのを誇りに思っていて、まあそれ自体は良い話だと思いますが、最終的には大卒の社員を根性無しだと決めつけます。
今は新卒のほとんどが大卒なので要するに全員が根性無し扱いです。
さらに、私の場合は有名私立を出ていますので、何かあると必ずそれを言われます。
私だって幼いころから少なからず努力をして親との確執もありながらその大学を出たのに「これだからあの大学はだめなんだ」や「○○大に行くようなお嬢様育ちはいいねえ」と言われると我慢なりませんでした。
生贄とお気に入り
上司には生贄とお気に入りの2パターンを作る傾向がありました。私は生贄システムの上位にいましたが、お気に入りの子との扱いの差は天と地ほどありました。
仕事ができる出来ないに関わらず従順な子がタイプのようで、自分のお気に入りがミスをした時は全力で守ろうとします。結構その守り方が上手いので、仕事はどうやらできるらしいと言うことがまたムカつきます。
そのくせ私たち生贄がミスをすれば必要以上に大事件にして他の人にも吹聴して回ります。結果として私の評価は落ちますので、異動願いを出してもどこも取ろうとしてくれなくなってしまいました。
上司に反抗
こんな状態が続いたある日私はとうとう上司に対して反抗してしまいました。
お客さんの無理難題に対してなんとか頭を下げて何度も打ち合わせを行い、会社にとっても妥協できるギリギリの着地点をみつけたという案件でした。
先方にも納得してもらえ、むしろ評価が高まったという会心の仕事だったのですが、報告したところ「こんな結論しか出せないなら新人で十分」と言われキレてしまいました。
「では私は降りさせていただきます」と宣言し、勝手に引き継ぎ資料をまとめてメールで送りつけてやりました。
上司は激怒しましたが無視していたところ、数日で異動勧告が来ました。
異動自体は臨むところではあったのですが、こちらの事情もまったく聞かずにたったの数日で自宅から遠く離れた部署への異動を命じる会社にも失望して退職することに決めました。
転職先で楽しく働く
次の部署への異動が決まっているのに退職すると言ったことでまた問題児扱いされましたが、辞めると決めたら何も怖くなかったのでそのまま好きにしていました。
結局異動は取りやめになったまま退職の日を迎えましたが、その間は問題の上司と口を聞くことはありませんでした。あっちも私のことを無視していました。
今は無事転職先も見つかって楽しく働いています。
クセのある上司もいますが、彼ほどではないと思うとメンタルの強さを育ててくれたことだけは感謝しています。