今回は、30歳会社員さんが、無能上司から、「仕事に必要な情報を与えられなかったり」、「指示を即座に反転されたり」、「後は考えといてと言うからやってみたことに対して事後に怒られたり」、したパワハラ体験談をご紹介してみます。解決方法は無能な上司の言うことでいちいち悩まないことだそうです。頭の悪い上司とのことですが、ただ何も仕事したくないめんどくさがり上司に見えました。こういう無能上司のせいで何も考えずに仕事する人が増えるとますます日本の仕事の生産性は落ちそうな気がします。

あとは考えといてパワハラ

都内在住の30歳の会社員です。

webサイトを制作したり動画を制作する会社に勤務しています。

勤続2年目ですが、上司からの仕事の丸投げに困っています。

身体的なパワハラではないのですが、精神的に辛いパワハラです。

私の上司は12歳年上で、いわゆる業界に勢いがあった時代に活躍していた社員です。

世間も仕事も乗りに乗っていた時代だったので、何も考えず勢いで仕事をする習慣がまだ抜けきっていません。

そんな上司から受けるパワハラで最も多いのが「あとは考えといてパワハラ」です。

必要な情報を流さない

私の上司は仕事をするのに必要であるはずの情報を流しません。

忘れていたりしているのならまだしも、こちらから聞いても「あとは考えといて」と流すだけなのです。

例えば、「女性が好きなコスメ」を調べる仕事を頼まれた時、それ以上の情報をくれないのです。

「対象年齢はいくつなのか」「価格情報は必要なのか」「そもそもブランドなのかアイテムなのか」などたくさんある疑問に何一つ答えてくれないのです。

こちらが「この情報必要ですか」と聞くと「考えといて」と返されるだけなのです。これでは正確なリサーチなどできません。

さらにはリサーチ資料を見せたあとで、「あの情報もいれといて」と頼んでくるのです。

聞いた時言ってくれれば一度に調べることができたのに2度手間でしかありません。

さらにはもっと最悪なパターンもあります。

指示が反転する

以前、資料に実際の画像があったほうがいいと考え「画像を入れようと思います」と提案したところ、「画像はいれるな、文字だけでいい」と答えられたことがありました。

内心、「画像があったほうが絶対わかりやすいのに」と思っていましたが、上司命令であるのでそれに従いました。

しかし、後日その資料を見た上司は「画像を入れてくれ」と指示してきたのです。

以前に画像を入れないでいいと言われた旨を伝えると「ああ」ぐらいの返答しか帰ってきません。

悪びれもせず後悔もしておらず、本当に何にも感じていないのです。

新入社員の時は、「これを上司に聞いていいものか」と質問するのにも躊躇しましたが、社会人を何年も経験した今では質問したほうがいいということもわかっています。

しかし、今の上司には質問しても何の意味もありません。その原因はわかっています。

それは「上司が何にも考えていないから」です。

作った資料をどう見せるか、どんな情報が入るか、いつまでにあったほうがいいかなど本来考えるべきことを一切考えていないのです。

とある会食での出来事

上司の「あとは考えといてパワハラ」で実害を被ったこともあります。

仕事ではないのですが、上司が使う会食のお店を予約しておくように頼まれました。

しかし、上司からの指示は「○○日いい感じのお店予約しといて」だけなのです。

まず何時からなのか、何名なのか、先方の好き嫌いは、タバコは吸うのか、お酒は飲むのか、どこの場所がいいのか。何の情報も与えられないのです。

さすがにこれでは予約できないと詳細を聞いたところ、「夕方ぐらいから何人かで会社から近いとこ」と言われました。

何一つ具体的な情報がないのです。しかも、それ以上聞いても「あとは考えといて」としか言われません。

私は少なすぎる情報の中からいくつか候補を挙げ上司に提案しました。

すると「そのなかで一番いいところ」と言われました。もう手も足も出ません。

結局そのなかの一つを予約し、詳細を上司に送りました。

すると会食が終わった次の日、上司から「○○さん魚が好きなのに魚全然ないじゃん」と怒られました。

ではなぜその情報をくれないのか、未だに疑問です。

たった一言だけで私の負担も軽くなるし上司も先方も嫌な思いもしなくなるのに、と悲しくなりました。

解決方法は余計なことで悩まないこと

しかし、最近その解決方法を発見しました。

それはもらった情報だけでそれ以外のことはこちらも何も考えない、ということです。

自分や会社に被害がある場合を除いて、なにも考えないことにしたのです。

リサーチをして一番上に出てきたものをそのまま提案する、それで終了です。

こちらにもストレスはかかりませんし、怒られたところで「あたりまえ」と開き直るのです。

「頭の悪い上司のために自分が悩むことない」と開き直りました。