今回は、50歳事務職さんが、時代錯誤のパワハラ上司から、「潰しにかかられたり」、「意味不明なパワハラを受けたり」、「子分に嫌がらせをされたり」したパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ上司が定年退職して辞めたのでパワハラは解決したそうです。頑張ってスキルを磨けば次の職で活きてくるので頑張るのは大事とのことです。個人的には、頑張る前に頑張るとどうなるのか?何を頑張るのがベストなのかを考えた上で頑張るのが重要かと思います。

時代錯誤のパワハラ上司

50代、事務職の近畿にすんでいる主婦のパワハラ体験談です。仕事は、きちんとしていた自負があります。しかし、上司のひとりから、5年間、パワハラの被害を受けました。嬉しいことに、この上司、定年となり、やっと辞めてくれました。パワハラの原因のひとつに、学歴がありました。所謂成り上がりの人でしたので、常にひがみ根性が、見え隠れしています。

自分を持ち上げてくれる人を大事にし、そうでない人は、潰しにかかります。更に悪いことに、上司に取り入る人たちを可愛がり、そうでない人たちに対しては、陰からその取り巻きを使って、潰しにかかります。ですから、こちらにけしかける時、その上司が直接手を下さないで、子分が嫌がらせをしてきます。本当に陰湿な手を使います。

従って、パワハラとモラハラは表裏一体です。昔かたぎな人なので、所謂、デッチ奉公的な仕事ぶりを好みます。御茶汲み、清掃、本来女性がやって来た事柄が、いまでは、男女同権となり、掃除のおばちゃんたちが入っているのが時代の流れです。しかし、時代錯誤のこの上司の元では、気に入られ取り入りたいがために、御茶汲み、トイレ掃除を率先してする女性がいます。

パワハラ上司が辞めればパワハラは解決する

その人は、結局、その上司に気に入られ、安泰です。一方取り入るのが下手な私は、モラハラに合い、パワハラに合うのです。そこで、同僚と戦い、上司とも戦うという、二重構造が出来るのです。解決の近道は、パワハラ張本人が、何らかの形で辞めることで解決します。その上司が辞めれば、取り入った人たちも、モラハラを止めます。先ずは、負けないこと。

自分の仕事のスキルを磨くこと。自分の仕事力を高めれば何処へ行っても通用します。そして、相談に乗ってくれる人を、仕事場以外に作ることは是非必要です。悩みを聞いて貰い、負けないことが大切です。あまりにもパワハラがキツかったら、更に上の部署に訴えてはどうかと思います。しかし、この構図はいじめと同じです。訴えればさらにいじめがエスカレートします。

だから、本当に最終の手段です。心を折らない、初心を忘れない、人には優しく接する、という、大切な気持ちを持ち続けて頑張っていかないといけません。いじめる人は、誰かをいじめ、それにより、優位に立つという、負の発想ですから、建設的な人間ではありません。動じず、強く生きることがパワハラ、または、いじめをはねのける力となります。

第二の人生の再スタートを切るのが大事

見ている人は見ていて、必ず力を貸してくれるので、人はひとりではない、必ず友がいます。その仲間を信じることが、大事です。もう耐えきれなくなったら、早く辞めることです。早く辞めて、次の新しい環境を見つけるほうがうまくいきます。大体、合わないところは、相性が良くないので、合った職場を探し、前の職場で得たスキルを活かして仕事を頑張ったほうが良いです。

そうすれば、必ず人生は開け、強く生きることが出来ますし、体験したことは無駄ではありません。いかされます。強く生き、第二の人生の再スタートを切れば良いです。そこでは、受け入れられるし、前回の職場で得た体験をもとに、またがんばればよいと思います。人生は色々。山あり谷有り。なかなか面白い人が多いなと思えるようになったら、しめたもの。もう大丈夫です。

所詮、パワハラ、モラハラをする人は悲しい境遇に生まれ育った人が多いようです。かわいそうな人たちだと思えば、少しは気が楽になり、次の職場でもがんばれるのではないでしょうか。頑張って頑張って頑張りぬき、やったあとは、辞めても良し、無駄な人生はひとつもありません。やって来たことは、必ずどこかで、実を結びます。

従って、我慢を続けなくても、負けて勝ち、逃げて勝ち、職場を代えて勝ちです。最後には、起業をして、今までのスキルを活かして頑張りましょう。