今回は、20代元営業職さんが、メンヘラ上司から、「不機嫌な対応をされたり」、「脅されたり」、「理不尽で腹立たしい発言をされたり」、「セクハラされたり」したパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ解決方法としては、思い切ってパワハラ上司にパワハラを止めるように思いを伝えるのが良いとのことです。しかし、その後、更にセクハラが始まり、気持ち悪すぎて退職したそうです。

メンヘラ上司

前職は東京都にある食品会社で営業をしておりました。

女性が少ない業界であった上、20代の人もあまりいなかったこともあり、お客様にはとても親切にして頂き、初めての営業ながらも不自由なく仕事をしていました。

希望である海外出張にも行ったり、仕事としてはやりがいを感じていました。

しかし、唯一の問題は50歳の男性上司でした。

上司と私、事務の女性の3人しかいない小さな会社で、この上司が自分の機嫌によってまったく性格が変わるメンヘラおじさんだったのです。

離職率90%程と驚異的なパワハラ力

この上司のせいで過去に働いていた人は全員辞め、離職率は90%程の驚異的な数字でした。

唯一残っていた事務の女性は5年以上この会社に勤務しており、この上司についてはもう諦めていたようでした。

50歳までこれで生きてきたのだからもう何を言っても無駄だ、と。

しかし、私は彼の機嫌に左右されながら仕事をするのは納得いきませんでした。

先ほどまで普通に会話していたのに、お客さんからのオファー断りの電話で機嫌が悪くなってその後は話しかけてもあからさまに不機嫌な対応をされる等は序の口で、上司との電話で明らかに理不尽なことで怒られたので、こちらも腹が立って電話を切ったらかけなおしてきて「いい度胸してんじゃねーか」と脅されたり、教わっていない業務について「金もらってんだからやれよ」と怒鳴られたり、業務上のお客様との接待で連絡が遅れたら「やることやってから酒のめよ」と言われたり、等

思い出すだけでも理不尽で腹立たしい発言がたくさんありました。

お客さんの前では人格が変わる

また、クレーマーでもあり、出張先のホテルで割り当てられた部屋割りが気に入らないとフロントでネチネチ文句を言ったりすることもありました。

ただ、お客さんの前では全く人格が変わり、お客さんからは「紳士だ」等という印象を持たれていました。

「こんな優しい上司でいいね」とか「いい上司だね」とかお客さんに言われるたびに、同意したくないのに同意しなければならないというのも非常に精神的に苦痛を感じていました。

思い切ってパワハラ上司に思いを伝える

しかし、そんな上司も機嫌がいいときはよく「なにか不満とかないの?なんでも言って」と言ってきたため、一度思い切って「機嫌に左右されるのは人の上に立つ人としてどうかと思うし、こちらもやりづらい。話しかけづらいと仕事も進まない。」と伝えました。

すると、「誰も自分に意見を言ってくれないからそんなことを言ってくれる人はありがたい」と言われたため、言ってみるものだな。案外話が通じるな。と思っていました。

しかし、上司がそのことを意識していたのは数日だけでした。あっという間にまた元通りです。性格とは簡単に治らないのだと実感しました。

セクハラが気持ち悪すぎて退職

それどころか、はっきりと意見を言ったことで変に気に入られ、恋愛感情を伝えられるようになりました。

パワハラに関しては腹が立つだけでしたが、セクハラに関しては気持ち悪すぎて我慢が出来ませんでした。

結果、事務の女性を引き連れて退職をしました。

それにより離職率は100%となりました。

私は上司に改善を求めて意見しましたが、人は簡単に変えられません。

その人を改善してあげる義理もないと思ったので私はあっさりと退職を選択しました。

パワハラ上司に意見なんて言えないという方も多いと思いますが、こちらが我慢する必要性なんて全くないのでどんどん反抗するべきだと思います。

更に嫌味を言われようが、くびにされようが、死にはしません。

自分がだめになるくらいなら思いっきり反抗することをおすすめします。

私の場合は最終的に反抗しても解決できないセクハラに移行してしまったため退職しましたが、パワハラで一方的に追い詰められてやむなく退職に追い込まれるという人がどうかいなくなってほしいと切に思います。