今回は、28歳会社員さんが、派手なおばさん(先輩)から、「お世辞を言わされたり」、「嫌味を言われたり」、「暴言を吐かれたり」したパワハラ体験談をご紹介してみます。会社を辞めることを前提にして、パワハラのメモを取り上司に報告することで、パワハラをしていた派手なおばさん(先輩)に復讐できたそうです。更に、会社都合退職を勝ち取り、次の職場も紹介されたそうです。
前の職場の人間関係は良好
28歳、会社員、関東在住です。
結婚してから働き始めた職場で出会った、嘘みたいな人の話をみなさんに今からお話いたします。
今までの職場での人間関係はとても良好だったので、次の職場の人とも仲良くしたいなあ、と楽しみでした。
その職場で、あんなことが待っていようとはその時は知る由もありませんでした…
派手なおばさん
勤務当日です。受け付け業務は、私ともう一人の先輩の2人で回すことになっていました。
いよいよ先輩と対面です。
「おはようございまあ~すぅ。」
先輩が挨拶してくれましたが、私は一目みて盛大にずっこけました。
パサパサの明るめの茶髪、肌は日サロで焼いたのか、こんがり小麦肌。
マツエクがこれでもかとつけられ、唇は青み系の明るいピンク色でしっかりと彩られ、更にはこれまた何十年前のもんだ!?と言わんばかりのラメ入りグロスがたっぷりと塗られていました。
先輩の年齢は40代とのことでした。
今は80年代か?と一瞬時空を超えそうになりましたが、見た目で判断してはいけないと、気を取り直して早速業務に入りました。
先輩を褒めるのに疲れる
受付の業務自体はそんなに忙しいものではありません。
数日やっているとすぐに要領をつかんできました。暇な時間も結構あるので、先輩といろいろおしゃべりして過ごしていました。
「私ってぇ~、子どもがいないから若く見られるんだよねぇ~。今日もファンデーション塗ってないんだよぉ~。」など、なんと返事をしていいやら、先輩の弾丸トークが毎日毎日続きます。
私は、「すごいですね~、お若いです。」など、言いたくもないお世辞を言わなくてはいけないような空気です。正直しんどい。
どうみてもファンデーションたっぷり塗ってるやんけ!目じりのシワくっきりはいってるよ!と、内心叫んでいました。
またある日は、先輩は既婚者であるにも関わらず、自分の不倫相手とのツーショット写真をもってきて、聞きたくもないのに、その不倫相手との夜の生活の話まで私に自慢げに話してきたんです。
これはなんの罰ゲームでしょうか。セクハラと言われても逃げられないんじゃないの?
疲れ切った私は、先輩に対する態度がだんだんと冷めていきました。
それをすかさずキャッチした先輩の態度が突如、豹変したのです。
モラハラとパワハラ
「○○でよろしかったでしょうか?」
私がとっさに使ってしまった、誤った日本語にも飢えたハイエナのごとく食いつきます。
「もう30近くにもなってそんなこと言ってるのぉ~?どんな教育うけてきたのぉ?恥ずかしいと思わない?」
嫌味だ、なんて嫌な言い方なんだ。私はまだ28歳だし、年齢のことを言うのはモラハラなんじゃないの!?
またある時は、フロアーに来客者がたくさんいるにも関わらず、
「ここでうまくやっていきたいんならぁ、私の言うことを聞かなきゃあダメよぉ。言う通りになんで出来ないのかしらねぇ~。」
と、先輩は大きな声でフロアー全体に響き渡る大きな声で私に言ってきました。
こ、これはパワハラ以外の何物でもない!くそう!ゆるせん!
もともと気の強い私はどう復讐してやろうか考えたのです。
パワハラのメモを取り上司と更に上の上司に報告
すでに自分の我慢の限界を超えていたので、どのように辞めるか、辞め方を考えて準備しました。
まずは引き続き止まらない先輩の発言を逐一メモに取りました。一週間分ぐらいためました。
辞めちまえ、向いてない、だらしない、など、トラウマになりそうな言葉を次々浴びせられました。人権侵害もいいところです。
更に、周りから固めていこうと、直属の上司、更に上の責任者までこの事実を伝えました。
パワハラ先輩への報復成功
その結果、私が書き溜めた発言内容が会社全体に知れ渡り、問題になったことで、先輩には減給と厳重注意が下されました。
以前にも、この先輩は私のように嫌がらせをして受付の人を辞めさせたことがあるらしく、今度同じことをしたら、退職させると、会社から言われたそうです。
私はというと、なんと会社都合での退職扱いにしてもらえ、次の職場も紹介されました。
みなさん、もし同じことでなやんでいたら、泣き寝入りはしたらだめですよ。勇気を持って、行動してみてください。