今回は、30代元プログラマーさんが、ネズミ男上司から、「暴言を吐かれたり」、「給料泥棒扱いされたり」、したパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラへの復讐として、プログラムにバグ(欠陥)を仕込み退職したそうです。

ネズミ男上司

私は現在はwebクリエイターの仕事をしています。兵庫県に住む30代です。私は過去、プログラマーの仕事をしていました。その際に上司から、パワハラを受けました。この上司はゴマスリのうまいネズミ男のような男で、自分では仕事をせず、他人を恫喝して仕事をさせ自分があたかも仕事をしたように見せる男でした。

プログラマーの仕事をしている私にも、自分が押し当てられた仕事のプログラム開発を私に押し付けてくるような人物でした。私自身断れば良いだけの話なのですが、このネズミ男は仕事を断ると暴言を吐き、周りに私の事を悪くいい挙句の果てに給料泥棒であるという始末でした。

復讐

私、自身自分がしなくてはいけない仕事のプログラミングがあるのに他人の仕事を押し付けられたのではたまった物ではありませんし、何よりその男の手柄になるのが腹が立ちます。そこで私は、仕事を手伝いつつ、ある作戦を思いつきました。それはプログラミングをする際にわざとバグを作り、バグが起きた時にメッセージが出るようにした際にその男に無理やり作らされたプログラムです。

責任はこの男にありますとその男の住所と名前が出るようにプログラムを組みました。私からすれば、私が他人のプログラムを組むことには何のメリットもないですし、上司自体、簡単なプログラムしかできないのでいちいちチェックをしないことも知っていました。ですから私にはまったく非はありません。

それに私はもうこの会社には愛想が尽きており、ちょうど出て行く際に引き受けた最後の仕事であったのでどうなろうと知ったことではありませんでした。案の定バグが発生し、受注を依頼してきた会社からクレームの嵐です。ですが、私は責任を取りませんでした。理由は私はもう会社にはおらず違う場所でwebクリエイターとして働いていたからです。

この問題はそもそも上司が依頼して来た企業の受発注管理システムのプログラミングを私に丸投げしたのが発端です。自分でプログラミングできるのであれば解決できる問題のはずなのです。それなのに会社を辞めた私に仕事の責任を取れというのは虫が良すぎる話なのです。私はもちろん仕事を拒否しました。

ネズミ男上司はクビ

会社からもこの問題については内密に解決をしてくれと前の働いていた会社から言われたので私はこの問題を解決しませんでした。だって、プログラマーならば自分で解決できるはずなので私は関係ないと思うのです。結局、その上司は首になったそうです。それは当たり前といえるでしょう。まず、プログラミングの仕事は人により向き不向きがあります。

他人が作り上げたプログラムを理解して自分で治す作業ほど手間のかかることはありません。私はプログラミングをする際にメモとして作業が分かりやすくなるようにプログラミングの文章の中にメモを入れて作業をしていましたが、仕事を辞めるつもりだったのでメモを削除していました。ですから、ぱっとすぐ見ても、分かりにくい場合もあるのでしょう。

まあ、上司が何処までプログラムを理解できていたかも怪しいのですが、自分に与えられた仕事は自分の力でするかキチンと頼んで共同で仕事をしないと後で泣きを見るという典型的なお話です。プログラマーの仕事と言うのは有る意味個人で仕事をする場合もあれば共同で仕事をする場合も有り、プログラミング文章の中にメモを残してくれている人ほど仕事がやりやすいことはないのです。

嫌われている人ほどこのメモを残してもらえないのかもしれませんね。上司が嘘をつき、他人にして貰った仕事を自分の手柄にしてのし上がっていた分、ツケを払わされた時、自分では解決できないことに気が付くのが遅かった、唯それだけのお話ですが何処の会社でもこういったことはあると思います。