今回は、営業職さんが、パワハラ上司から、「ネチネチと攻められたり」、「差別されたり」、したパワハラ体験談をご紹介してみます。頑張っても認められず仕事だけ増やされ、自分より若い社員が何人か出世し、他にも昇給している人も多くいる現状で、ついに退職を決意したそうです。退職することがパワハラ上司に伝わった後は、割と快適に仕事が出来るようになったそうです。
ネチネチと攻められるパワハラ
30代女性。関東の会社で営業職をしています。
そこでの私の直属の上司のえこひいきが激しくて困っています。
その上司は40代の女性なのですが、自分のお気に入りや強く言い辛い人に対しては下手に出るにも関わらず、私のような言いやすいタイプの相手にはどうでもいいことを含めてネチネチと攻めてきます。
例えば、とある商品を割引してお客さんに提案したいという時でも、他の人であれば口頭で簡単に承認が取れるにも関わらず、私が同じ話をする場合は、その根拠となる資料を作り込んだうえでお願いしなければなりません。
そして、その半分は却下となります。私の担当しているお客さんの方が売り上げや会社の規模からしても重要だと思われるのにも関わらずです。
お客さんの新規店舗オープンに対してお祝いのお花を贈りたいと言っても却下される
先日は、私の担当のお客さんが新規店舗をオープンするということで会社の名前でお祝いのお花を贈りたいと相談しましたが却下されました。
しっかり売り上げの推移や今後の見込みも入れて重要な顧客であることを強調したはずなのですが、大した理由もなく却下となりました。そもそも資料を見たかどうかも怪しいです。
そのくせ他の営業の担当している会社が新規店舗をオープンした時や社長が交代した時には自分からお花を贈った方がいいのではないかと提案してきたりします。
同じようなケースで、私がお客さんから30周年の祝賀会をやるので来て欲しいとお誘いをもらった時にも断るように命じられました。そういうものは遠慮をするのが常識のようです。もうわけがわかりません。後から競合他社は役職者を連れて出席したと聞いて恥をかきました。
最初に下手に出過ぎたのがパワハラの原因?
初めて部下になった頃はこんなことはありませんでした。
私も転職組であったこともあり、積極的に色々な仕事を受けるようにして、問題の上司とも頻繁にコミュニケーションをとるようにしていました。実際、初期のころは良好な関係だったと思います。
しかし、今になって思うとその時に下手に出過ぎたのかもしれません。彼女はあまりコミュニケーションをとるのが得意な方ではないようで、管理職にありながら人見知りする傾向があります。そのため自ら近づいてきた私は自分に都合の良い人間に見えたのかもしれません。
入社直後にいろいろと仕事を受けていた関係で今の私は他の部署にも知り合いが多く、今でも仕事の相談をしてもらうことがあるのですが、そういった時も私の上司はいい顔をしません。あとから嫌味を言ってくるので、自分のおもちゃを取られたような感覚に陥っているようです。
頑張っても認められず仕事だけ増やされる
他の人に現状を相談した際にも特に昔から私を知っている人は上司が私に甘えているだけだとか、可愛がってるから辛く当たるんだなどとポジティブに言ってきますが、体感している本人からするとそんなあまいものではありません。
仕事に支障が出るレベルの問題なので、早急に改善してもらう必要があるのにも関わらず誰の理解も得られないということも非常に腹立たしいです。
頑張っても認められず、仕事だけが増やされていく現状には、ほとほと疲れてしまいました。
先日の人事異動で私よりも若い社員が何人か出世をしました。聞いた限りでは、他にも昇給している人も多くいるそうです。
退職を決意
私はついに退職を決意しました。年齢的にもあまり転職したくはなかったのですが、この上司の下にいても得るものはありませんし、会社全体も正しく判断してくれない以上は仕方がないことだと思っています。
まだ正式な時期は決まっていませんが、その話を聞いてからは上司は私の顔色を窺うようになってきました。
「私はあなたのことを高く評価しているから辞めないで」などとも平気で言ってきます。
ある程度大人しくなったことは気分が良いので、このまま辞めるタイミングを徐々に後ろ倒しして、この状態を楽しむのも悪くないかなと思っています。
おかげで今更ながら仕事もはかどるようになり、今は割と快適に仕事が出来ています。