今回は、元サービス関係業界の会社員さんが、パワハラ上司から、「意見を言うだけでキレられたり」、「長時間労働で有給休暇を取らせてもらえなかったり」したパワハラ体験談をご紹介してみます。日本はとにかく労働時間が長く、有給休暇も取れず、パワハラだらけで、最悪の労働環境なので、会社を辞めたそうです。今は、在宅メインの仕事をしており、縛りがないのでとにかく自由だとのことです。
日本は労働環境が最悪
日本は世界の中でも稀にみる労働環境が悪い国であることは知っていますか。
結論を言いますと、個人の家族の幸せを享受できないのは、クレイジーとも言えるような劣悪な労働環境が背景にあるからです。
それは、皆さんが知っている通り、職場では長時間労働やパワハラが横行し、本来なら労働者の権利であるはずの休暇を申請すると、上司から露骨に嫌な顔をされたりなど、数えればキリがありません。
有給休暇が取れないので25年勤めた会社を退職
私は、東北地方の40代の男性でサービス関係業界の会社でサラリーマンとして25年近く働きましたが、そろそろ限界だなと感じてきたため、思い切って退職し今は在宅ワークや単発アルバイトを中心に仕事をしています。
なぜ、25年近く働いていた会社を辞めたのかと言いますと、有給休暇が殆ど取れなく一体何のための人生なのかふとした疑問を抱くようになったからです。
最近、平日に観光地に旅行に行きましたが、辺りを見渡すと楽しんでいるのは、外国から訪れた外国人や日本に在住している外国人ばかりでした。
それは、「ここは、日本なのにどうして日本人が少ないの?」って疑問に思うほど、そのコントラクトの差にはとても驚いたほどです。
文化の違いはありますが、日本人はそれだけ労働観や休みやすさが違うのだなと身に持って感じ取られた光景でもありました。
意見を言うだけでパワハラ上司からキレられる
それはさておいて、そんな私も過去に2回パワハラを受けた経験があります。
初めてのパワハラは、社会人になってから3年目で、その当時の上司とソリが合わなく、我慢の限界に達したため、不満を直に垂らしたことがあります。
そしたら、そいつはイキナリ私の首根っこを掴みキレました。
たかが、意見を言うだけで生意気だという態度をあからさまに取られ、そのシーンを思い出すと今でも腹立たしくなってしまいます。
しかも、日本は上意下達の文化が残っているせいもあるためか、働きにくい労働環境だなと感じてしまうのはそれに所以(ゆえん)があります。
パワハラ的な差別と労働時間の長さからとにかく会社が嫌いになる
その他に会社で受けたパワハラ的な行動は差別でしたね。
それは、ごく最近のことで今の部署に移動してからの出来事でした。
その上司からは、自分だけ本来の業務ではないことをさせられました。それがきっかけで、「25年近くも自分を押し殺してまで働き続けるのは嫌だな。そして、もういいか・・・」と言う感情が芽生えました。
それを決定づける要素には、やはり今までの労働時間の異常な長さがそれに拍車をかけたかもしれません。
ちなみに、25年間近く働いた生涯労働時間を計算したら、実に6万時間を超えていたのです。
この時間は、ドイツやフランスの一生涯の労働時間以上に相当するものなのです。
そして、今後も20年近くこの仕事を続けないといけないのかなと想像したら、何かゾッとしたものを感じ、終いには体調を崩してしまいました。
在宅メインの仕事は縛りがないのでとにかく自由
パワハラや長時間労働から解放されるためには、どの方法が一番ベストなのか散々悩みましたが、思い切ってその会社を辞めて別な道に進むことにしました。
今は、在宅メインに別な仕事をしていますが、縛りがないのでとにかく自由ですね。
収入の都合上、若干アルバイトはする予定でいますが、もう二度と自分の時間の大半が削られる環境では働こうとは思いませんね。
これは、労働観の違いによるものかもしれませんが、国内の労働は劣悪で時には怖さを覚えてしまう程ですね。