今回は、元調剤薬局の職員さんが、パワハラ女上司から、「ランチやおやつを無理やり食わされたり」、「大量の肉を食わされたり」、「胃もたれする程食わされたり」した食パワハラ体験談をご紹介してみます。食べ過ぎで身体を壊しそうなので、調剤薬局を退職してパワハラ問題を解決したそうです。食事代が上司のおごりなのか?自腹なのか?よくわからないですが、上司のおごりなら、大食いチャンピオンには良い職場かもしれないです。

キンキンの声のパワハラ女上司

30代の、主婦です。

結婚後に勤めたのは、調剤薬局でした。

薬剤師の先生と、パートさん、そして社員として、とてもバリバリ働く、キンキンの声の。私よりも15歳ほど上の女上司がいました。

その女上司はとても派手な人で、当時ブログを更新されていたり、月に一度は名古屋で紙袋を両手にいっぱいに買い物するのが大好きなのー!という人でした。

人に無理やり食事を強制するパワハラ

面接の際に平日のみという事で採用されましたがすぐに土曜日もシフトを組まれるようになりました。

休日は買い物の荷物持ち。

仕事が出来る人でしたが、人に教える事は全く向いておらず、仕事ぶりを見て自分で吸収せざるを得なかったです。

一番困ったのは、「食」でした。

とても細身で、夕飯は抜いているから昼間がっつり食べたいそうでよくランチへと誘われました。

私はやや痩せ型体型ですが、人よりも割と大食いでした。そしてその事を知ったその女上司は毎回、私のランチのメニューを勝手に指定して来たのです。

完食すると、大笑いで食べた皿の写真を撮り、ブログにアップしていました。

休憩中のおやつも次から次へとどんどん出てきます。断る者は「◯◯、これから何も仕事振らないよ。ひたすら調剤室でぼさっとしてるのって辛いよー?」と冷たく低い声が響くので、その場にいる皆が無理して食べていました。

彼女はそれを眺めては、自分は少しだけつまむのです。

大量の肉を食わせるパワハラ

ある時とんかつ屋に、皆でランチへ行った時、太めの体型の薬剤師の先生と同じコースを私に頼もうとしたのです。

さすがにそんな量は食べられないと断ると、一気に空気が凍り、大丈夫よ、の一言で有無を言わさず、来るは来るは、大量の肉、肉、肉…

残す事は許されません。

とても美味しかったのですが、帰宅後すぐに泣きながらもリバースしてしまいました。

胃もたれする程食べさせられるパワハラ

またある時には女子メンバーのみで旅行へ行こうと上司が発案しました。

泊りがけです。

パンフレットを眺めながら、何をどれだけ食べさせられるのかと、考えただけで胃もたれするようでした。

案の定、食べ歩きから始まり、ホテルでの食事[消化が追いつかないのでは?]というほど食べさせられました。

皆が苦しみながらようやく布団に入った頃、彼氏と電話をする上司の声が聞こえてきました。

「みんなすごく食べていたわ。私はほんの少しだけ」

彼女が何がしたかったのかは未だにわかりませんが、私はというと、次第に体重は増え、食べたくもないものを食べさせられる事が苦痛になって来ました。

また他にも、彼女は出入りの製薬会社に、毎月手土産になる物と、自身の誕生日プレゼントは必ず持って来るようにと促していたり、

患者さんにも「あの人には良くしているのに何も持ってこない」と、貢物を要求するようなきらいがあった事で、この人を信用できないし、此処にはこれ以上は居られないなと思いました。

身体を壊しそうなので退職

問題解決のためまずは、食の押し付けを辞めてくれるように直接話をするということですが、彼女の性格上、苦情とわかるといかにも正論のように正当化した理由をまくし立てて来るのは解っていたので、無駄な敵を作りたくないため止めました。

薬剤師の先生方や、パートさんたちはとても良い方だったので、出来るなら退職することは避けたかったのですが…他に方法がありませんでした。

まさか調剤薬局でこんなに食べ物を食べさせられるなんて思いもしなかったです…

辞めることでしか自分を守れなかったのですが、肝心の仕事に関する事では無く些細で馬鹿な事柄すぎて、辞めるしか方法が無かったように思います。

身体を壊してからでは遅いですし、あの時のプラスになった分の体重を落とすのはとても時間がかかりました。が、自分はあの上司から逃げる事ができてホッとしています。