今回は、女性会社員さんが、「パワハラ社長と子供のようにケンカしたり」、「パワハラ社長に給与やボーナスを下げられたり」、したパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ解決は自分が大人になることが重要とのことです。要は、パワハラ上司とケンカせず物腰柔らかく相手と接すればパワハラを解決できるそうです。また、パワハラを自分次第でどう乗り切るか。体験して勉強になったそうです。
社長からのパワハラ
関西在住の40代女性、現在、パワハラがあった会社とは別の会社で契約社員をしています。
当時は社員でした。
小さな会社だったので、社長が直属の上司のようなもので、社長からパワハラを受けました。
最初はとても人当たりが良い印象で、対外的にも顔の広い方だったので、慣れるまでは特に問題なく働いていました。
どこでもそうかと思いますが、年数を経れば、色々見えてくるものです。
私も段々、社長のえこひいきが激しい面や、ワンマンなところも見えてくるようになり、同僚と文句を言ってはいました。
責任者の女性がカンペキなぶりっ子
私の立場が上がるようになってからが問題でしたね。
それまでは単なるいち意見としての?文句で済んでましたが、上の立場になってくると、部下たちに指導するのに、えこひいきや、話の整合性がとれず、うまくいかなくなることが多々ありました。
毎回言ってることが違う→軸?がズレる→突っ込む→キレられる…
そして、異性ならではの?アルアルっちゃアルアルですが、責任者の女性が、カンペキなぶりっ子だったので、とにかく社長を手で転がしてました。
社長もそれをよくわかってて、心地よく思ってました。
今から思えば、転がせられるだけ、彼女が何枚もうわてだったのですが、まだ若かった私は、能力が見合わずぶりっ子だけで自分の意見を通す彼女を許せなかったし、仲むつまじい二人が気持ち悪く、仕事、としてみてほしい私は色々納得がいかなくなり、大きなストレスになっていました。
はっきり意見すると社長のパワハラは激しさを増す
現場トップのぶりっ子女性を、快く思ってなくてうまくいかない私は、当然社長からの風当たりもキツく、面倒な仕事だけ回されたりしていました。
時間が経って冷静に見れば、気にいってる子に良い態度をしていない私が気にくわないのも当然だと、理解できるのですが、当時は「仕事」の観点のみで見てたので、ぶりっ子女性のトップの位置を利用したワガママぶりが、そして社長がやたら甘やかしている態度が、、とにかく許せなかった私でした。
そのことで現場がうまくまわらなくなって、何度も社長に直訴しましたが、もちろんうまくいくわけありません。
社長がトップですからその上の上司に訴えることもできず…
社長であってもはっきり意見してしまう私なので(笑)当然報いはきます。
子供のようなケンカみたいでしたが、言い合いのあとは無視されたり、仕事の電話も途中で切られたり!(笑)
あげく、他の理由を口実に、給与やボーナスにも響きました…
パワハラを訴えても労働基準局は何もしない
渦中のときは我慢できず、こんなの労働基準局に訴えてやる!と言ったのですが、どうぞ~言ってください、と!
どうせ話聞くだけで、労働基準局は何も法的に訴えたりできないことを向こうは当然わかっていて、そう返されました。
無茶苦茶くやしかったです(笑)
パワハラを受けつつ最後まで仕事を頑張る
良いか悪いか、私は誰であっても、本当におかしいと思ったら平気でモノが言えてしまうので、パワハラを受けながらも、ウツとかにはなりませんでした。
結局、誰に訴えるでもなく、それから相当根性いれて我慢して、社長に文句を言わせない仕事っぷりと成績をあげて、円満にみせかけ、スパッッと辞めました(笑)
辞めるときはグズグズ文句を言いませんよ。一切。
どうせ辞める人のこと。
居てる間しか、話って聞いてもらえません。辞めた後の人がどうなろうと、向こうも考えもしないだろうし。
私も私で、相手がどうであろうと、さいごまでこの場所でやりきって、自分が後悔(悔しい思い)しないように、と思ってがんばりました。さいごまで。
パワハラ解決には大人になることが重要
結局、社長とか他の人のせいにして辞めるのは、甘えになるし自分があとで納得しないだろうから。
ケンカ相手居なくなってさびしくなってたりして(笑)
ほんと、冷静になれば、大人になれば?(その当時も相当な大人でしたが)真っ向勝負ではなく、もう少しうまくみんなが穏便に済むようなやり方があったかもしれないなぁ…と反省しています。
向こうも悪いですが、私にもその態度に非があったはず。
あそこまで生意気な態度をしながら、クビにならなかったのは、ある意味社長のスゴさかも?!
パワハラであっても、なんでも社会勉強。
その時、自分がどうするか。
現在少し表現に、やわらかさを持たせられるようになりました~