今回は、会社員さんが、パワハラ社長からパワハラを受けている青年を目撃したパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラには、ドラマの半沢直樹のように、パワハラ上司に対して、正論で倍返しに反論すればパワハラには遭わないそうです。とにかくパワハラしてくる相手には、怒りをぶちまけることが重要とのことです。
パワハラを受けている青年
私56歳の男性ですが、私が現在勤めている会社でのことです。環境機器の製造販売をしています。
パワハラを受けているのは私ではなく、同僚の35歳の青年です。
私の会社は俗に言う零細企業で、従業員がたったの4人であとは社長と社長の奥さんだけです。
私は入社してまだ3年ですが、この青年は5年程まえからここの会社に勤めているようです。
元々は、大学を出て社員100人ほどのここから見れば立派な会社に勤めていたそうです。
パワハラ社長からこきつかわれる青年
表向きは、ここの社長のそばで設計の勉強をしたいと言ってきたそうですが、私が見る限り社長に言いくるめられて入社したように思えます。
社長曰く、「こいつは勉強したくて入ったんだから覚えるまでは休みもくそもない。」と言って、自分の都合でいいように使っています。
当然、タイムカードは定時から定時で押させて休出はサービスです。
毎日、4~5時間はお説教というか罵倒、恫喝といったところでしょうか。確かにその青年にも問題があり、人をイライラさせるタイプの人間ですが…
それでも社長にとっては、都合の良い存在であり、また可愛くも思っているようで、別の人間が青年のことを叱ったりするとものすごく庇います。
こいつを怒っていいのは俺だけと思っているのかもしれません。
助手席で寝ていただけでパワハラ社長から罵倒される
つい先日は、徹夜が続き現場へ向かう途中で居眠り運転し電柱に激突。
もう退社しましたが、助手席にやはり35歳の青年が乗っていて怪我をしました。
社長はこの青年にもパワハラ気味で、「助手席に乗っていたのに寝ていたおまえが悪い。運転していたこいつは、気を失ったんだ。」と本気で怒る始末。
散々トラブって助手席の青年は社長から、「俺とお前は気が合わないから辞めてくれ。」と言われ喧嘩別れになりました。
正論で倍返しに反論すればパワハラには遭わない
私ともう一人50代の男性には、一切そのようなことは仕掛けてきません。
おかしなことを言うと、私ももう一人の人も正論で倍返しにされるので、ちょっと恐れられているようです。
気を失ったと言ってしまった手前、脳の検査とかで随分出費がかさんだようです。
パワハラを受けている青年はどう見ても脳の障害ではなく、心の障害なので、「心療内科に行かせた方が良い。」と言ったのですが、パワハラ社長は受け付けません。原因が自分だとわかってしまうからか?
青年へのパワハラ社長の理不尽な態度
昨日もしばらくはおとなしく仕事をしていましたが、飽きてしまったパワハラ社長が青年に「お前、今なにやってんの?」と聞き、青年がしどろもどろになり、そこから「やることいっぱいあんだろ!」と、そこから延々と2時間同じことを何度も何度も説教しています。
青年は「う~」とうなるだけ…君も正常か?大丈夫か?
午後になり、「客先回りに行くぞ」と行ってる傍から別件の電話を掛け出し30分くらいしゃべりまくり、電話を切った途端、「何やってんだ!出かけるって言ったろ!はやくしろよ!!」って…
こんな理不尽なことを言われても青年は「う~」とうなるだけ。
周りで見聞きしているものが「ふざけんな!」と言ってしまいたくなるような毎日です。
パワハラには怒りをぶちまけることが重要
だけど、これはパワハラ社長だけの問題ではなく、明らかに青年にも問題があるので、自分で解決しないといけないと思い口出しはしないようにしています。
この前、パワハラ社長から、エクセルのデータを印刷するように言われ、印刷しようとしているとき「おいちょっと、あのファイルどこだっけ?」と言って探させて、社長にファイルを渡したら「何やってんだよ!エクセルの印刷したのかよ!」と怒鳴られ、また、「う~」っと…
そんな時に限って、パソコンがフリーズしてしまいました。ところが、この青年パソコン相手には強く、「何で固まってんだよ!はやくしろよ!」って…
彼は私の前の席なので、思わず凝視してしまいました。「青年よ…パソコンにそれだけ怒れるなら、パワハラ社長にも言ってやれよ」と心の中でつぶやきました。頑張れ!青年!