今回は、事務員さんが、仕事もできないのにパワハラばかりする体育会系のパワハラ上司のせいで優秀な社員が退職し、周りの社員の仕事の負担が重くなり、パワハラ上司に仕事を手伝ってほしいと言うとキレられたパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ上司は係長だったので、更に上の役職の課長に相談したところ、パワハラは減り落ち着いて仕事ができるようになったとのことです。
体育会系のパワハラ係長が異動してくる
中国地方で事務員として働いている20代の女性です。今の職場に入社したのは5年前。入れ替わりの激しい会社ではあるものの、以前の職場が営業だったので「ノルマのない世界なんて天国だ」なんて思いながら働いていました。
そんな私が入社5年になった頃、他部署からある係長が異動になってきました。最初は体育会系の人だなとしか思わなかったのですが、日に日に悪い方向に変わっていったのです。
パワハラ係長が質問しろと言うから質問したが答えがわからないとキレる
まず、部下が仕事で困っていて他の上司に聞くと「なんで俺に聞かないんだ。舐めてるのか。」と言い出します。なので、係長にまず聞くようにしてみると「はあ?今忙しいから誰か他の人に聞かないの?」と言い返してきます。
自分が聞けと言ったから聞いたのに、自分が分からない業務のことだと気づけば分からないと言いたくないので言い分が変わるのです。
パワハラ係長は自分のミスを隠蔽し他人のミスを永遠と説教し続ける
また、自分がしたミスは隠れて部下に頼んで隠蔽したりするのに、部下がミスをすると大きな声で「うわ!これミスだ!どうするんだよ!」と騒ぎ始めます。大したことないミスでも騒ぎ始めるので、きっと「ミスに気づいた自分」を部下に感謝してほしいのかなと思います。
しかも、更に厄介なのが、そのミスの内容をヒアリングするからと呼び出して「何故こんなミスをしたのか」と大声で怒鳴り散らします。そのミスも半年くらい前のとても小さなことで、正直どこにも迷惑がかからないものでしたし、そんな前の仕事はさすがにもう覚えていないので何故ミスをしたのかを聞かれても困ります。
しかも、そんなミスの原因が分かっているのであれば、わざわざミスをしたりはしません。ですが、この上司はそんな常識も聞きませんから、ミスの原因が答えられるまで永遠と質問責めにしてくるのです。
しかも、係長もイライラしてくるのか段々と言葉遣いも悪くなってしまうのです。「役に立たない」、「こんなことも分からないなんて」、そう思っていても言ってはいけないようなことをどんどんと言い出すのです。それも段々と大声になるので、周りの社員はできるだけ関わらないようにと距離を置いています。
パワハラ係長の長い説教で優秀な社員が退職し仕事の負荷が増す
男性なのであれば、耐えられるのかもしれませんが、女性は嫌で仕方ないと思います。実際、係長に呼び出されて3時間程、話し合いになった子は「いくらでも変わりはいるから、学ぶ気がないなら辞めても良いよ。」とまで言われたのだとか。
1つミスをしたくらいでそこまで言うのはおかしいと思います。その事件の後、すぐに退職してしまいました。仕事が出来る子だったので、辞めた後の仕事が増えてしまい、毎日てんやわんやでした。
いつもは6人でやっている仕事も、退職した女性がいないだけで、とても忙しく感じてしまいます。係長がパワハラで辞めさせたのだから、係長が業務を手伝ってくれるのが普通なのではと思っていたのですが、手伝ってほしい、助けてほしいと頼り出すと、「そんなこともできないのか」と怒鳴り始めます。
結局、意味もなく怒鳴るばかりで、全く部下のことを理解しようともしない上司です。
パワハラ係長のパワハラを課長に伝える
そんな係長に腹を立てながら毎日を過ごしていたのですが、限界がきてしまった私は課長にパワハラを受けていることを伝えたのです。
すると、「今まで良く耐えた。言ってくれてありがとう。」と感謝され、それからは課長の席が、その係長の近くに移動され、監視されるようになりました。
少しでも声を荒げると「どうしたのかな」と課長が声をかけるので、今までのように好き勝手することはできません。逆に、今まで自分の仕事を部下にさせていたり、業務が間違っているのが課長にばれてしまったらしく、会議室に呼ばれて怒られたりしていました。
それからはパワハラは減り、落ち着いて仕事ができています。上司がダメな時は、更に上の上司に相談するべきなのだなと思いました。