今回は、会社員さんが、パワハラ上司のせいで、酒浸りになり、必要最低限の仕事しかしなくなったパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラを克服した方法として、クビには出来ないと思いながらパワハラ上司に接していると耐性がつくとのことです。

上司の意見に反発しパワハラが始まる

私は現在の会社に大学卒業してすぐに、20代で新卒採用され入社しました。小さい事業所で従業員は全部で10名程度しかおらず、会社自体は遅くても20時程度で全員帰ってしまうようなところで、外部から見ればホワイトそのもののような会社でした。

しかし、入社してすぐ臨時で働いていた従業員が数人辞め、精神的な病で休業している社員がいる事も分かりました。この辺は入ってみないと分からないことですよね。

入社した当初は会社に同世代がいないこともあり、特に問題なく仕事をしていました。

ところが、入社して四年目でどうしても上司の意見に賛同出来ない内容があり、反発をしていたところ段々とパワハラを受けるようになりました。

パワハラのせいで酒浸りになる

反発していた内容に関して、私が一度も処理をしたことが無く難しい案件を外部に処理方式を聞くことも許さず自力で解けといったようなことや、挨拶の無視は日常茶飯事になり、毎日のように別室に呼ばれ叱責を受けるようになりました。

パワハラが始まった当初、一人暮らしのため、段々と仕事に行きたくない気持ちも強くなっていき、有給の消化に関してはそれほど厳しい会社では無かったため、数週間に一度のペースでなんとか潰れないように耐えていました。

ですが、パワハラは変わらず徐々に朝も起きられなくなったり、毎日のように酒を飲んで寝るような日々が続きました。

せっかくそれなりの大学を出たのに、なんでこんなしょうもないことで苦しい思いをしなければならないのかと思い、涙が出てしまう日もありました。

パワハラのせいで必要最低限の仕事しかしなくなる

職場ではパワハラをしてくる上司以外とは比較的仲良くしていたつもりですが、誰が裏で繋がっているのか分からず、誰にも相談をすることも出来ませんでした。

そんな生活を続けていたところ仕事が段々と、どうでも良くなりクビにならない程度の仕事しかしないようにし、毎日のように職場で就活サイトを携帯でこそこそ見たり、パワハラについて調べたりしていたところを先輩に見られてしまい、後のことは考えず、現状について相談しました。

そうしたところ、今残っている人はほぼ全員同じような思いをして仕事をしてきたということを知り、新人はどうしても、そのような状況になることが多い会社だと初めて知りました。

それが、分かったら、なぜか肩の荷が降り、仕事について会社で改善してくれると希望を持って働いていたことがバカらしくなり、今まで以上に必要最低限のことしかしなくなりました。

クビにはできないと思い恫喝されても耐性がつく

パワハラについて調べていたおかげで従業員をクビにすることはそれほど簡単な事ではない事もわかり、上司の呼び出しも大したことないような内容と分かることについては、こっちから無視するようになり、全員の前で恫喝されても、どうせ仕事のミスはしてないんだから、クビには出来ないだろと余裕を持って応対していたら耐性がついてきたらしく、なんとも思わなくなりました。

そうすると、段々と上司からのパワハラも減り、結局、子どもの頃のいじめとかと同じで反応するから面白がってやっているんだろうなと思います。

その上司は、数年後定年で会社から居なくなりますが、送別会では定型文を覚えて話すつもりです。かなり先ではありますが、嫌いな上司が日常から消える時が楽しみで仕方ありません。