今回は、会社員さんが、カッパ頭の上司から受けたパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ解決方法としては、我慢して耐えているとパワハラ上司が他部署に異動して問題解決したそうです。信頼も能力もないパワハラ上司はそのうちいなくなるので、それまで共感してくれる仲間と一緒にパワハラに耐えるのがパワハラ対策だとのことです。
河童(カッパ)頭のパワハラ上司
これは自分が会社に入って三年目のころの話ですが、ちょうど三年たったあたりで、上司が変わり、周りのメンバーも初めて仕事をする人ばかりに変わってしまい、人見知りの自分にはとてもやりにくい環境でした。
その時の上司の方とは、初めて一緒に仕事をすることになったので、お互いのことはあまり良くしりませんでした。自分が知っていた事といったら、頭がカッパであるということと、あまり周りの評判が良くないということくらいでした。
一緒に仕事をしていくうちに、周りのメンバーとはだんだん打ち解けていったのですが、カッパ頭の上司は自分の事が気にくわないらしく、失敗するたびに「お前の失敗のせいで、4時間の損益が出たから今日は8時間働いても、実働は四時間やな」とか言われる事がありました。
自分としては、失敗したのは自分のせいなので、仕方がないのかなと思ったり、その言い方に腹がたったというのもあり、「わかりました、いいですよ」と返したのですが、それが気にくわなかったのか、「冗談に決まってるやろ!」と逆ギレされてしまい、それから風当たりがますます強くなっていきました。
飲み会ではパワハラ上司のハゲ話題で憂さ晴らし
仕事で不都合があると、すぐ自分のせいにされたり、毎日のように理不尽に叱られたり、私生活の事まで口出ししてきたり、飲み会の時も自分だけ、グチグチと説教され、あげくのはて三次会、四次会と、つれ回され、翌週の出勤の日には何も覚えていないという始末でした。
当然、他のメンバーからも嫌われていたのですが、なにぶん年齢が一番上だったので、だれも文句を言うことができず、言われるがままという状況でした。唯一、自分たちが盛り上がるのは、上司の頭の話題でした。
見事なまでのカッパ頭だったので、みんな影では、「あのハゲが!」とか、「くそカッパ」など、頭の話題で盛り上がっていました。もし、あの頃まわりのメンバー達とも上手く付き合っていけていなかったら、自分は仕事を辞めていると思います。
精神的にもとても辛かったときに、誰も共感してくれる人が居なくて、ただ毎日、理不尽に叱られて過ごすのは今となっては考えられません、あの頃のメンバーには今でも感謝しています。
信頼も能力もないパワハラ上司はいなくなる
そんな仲間に支えられながら、なんとか耐えながら仕事を続けて行けたのですが、カッパの上司は部外の信頼もなく、能力も無かったため、ついに他の部署に異動することになりました!
自分にとっては、ものすごく嬉しい出来事でした。このままカッパのいいなりで人生過ごしていくのかと思うと耐えられませんでした。やっぱり、自分の事しか考えていない人は、人の上に立つ資格はないと思います。
どんな事をして出世したのか解りませんが、周りの信頼もなく、出世した人なんて、長続きしないのだと思いました。
今現在、上司のパワハラに苦しんでいるみなさん、もし、その仕事がすぐに辞めてもいいどーでもいい仕事なら、すぐにでも辞めて新しい仕事にチャレンジした方が、良いとおもいます。
でも、その仕事が、自分が本当にやりたかった仕事だとしたら、少しだけ、もー少しだけ、辛抱してみるのもあり、かもしれません。
共感してくれる仲間がいればパワハラに耐えられる
自分の元上司のように周りの信頼もなく、実力もない様な人ならば、必ず、変わる日が来ると思います!
その時まで、耐えるのは並大抵のことではないと思いますが、一人でも共感してくれる仲間がいれば、その人を大切にして、お互いに助け合い、協力しあって乗り越えて行ってほしいと思います。
自分もあの時、耐えて、仕事を続けていて、良かったと思います。カッパの上司は今でも同じ会社にいるのですが、今では、立場は逆転し、向こうから話して来ることは全くありません。
もちろんこちらから話しかけることもありませんので、何もかかわり合うことなく過ごせています。こんなに上手く行ったのは、自分の場合だったからかもしれませんが、自分のやりたい仕事をしているのであれば、すぐに辞めるのはもったいないと思います。
カッパもいつかは皿の水が渇く時がくるので、その時まで辛抱してみるのも一つの解決法だと思います。