今回は、元バイト店員さんが、一周り以上も年の離れたパワハラオバサンから受けたパワハラ(いじめ)体験談をご紹介してみます。パワハラ対策としては、パワハラオバサンから受けたパワハラの事実を店長に泣きながら話をするのが有効なパワハラ対策だとのことです。その際、自分に周囲の人達からの人望があれば、店長も話を真面目に聞いてくれるとのことです。
楽しいバイト生活
北海道在住、20代会社員の女です。
数年前、まだ私が学生だった時にアルバイトをしていた飲食店での話です。私がアルバイトしていた店はバイト、パートさん、正社員で構成されていて、基本的に私の様なアルバイトは平日の夜勤務でした。
土日になるとパートさんが休みを取る事が多いので、たまにシフトに組み込まれる事もありました。小さなお店だったので社員さんやパートさんも気さくで話しやすく、フレンドリーな雰囲気で楽しくバイトを続けていたのですが、ある時一人パートさんが辞めてしまった関係で土日のシフトが増えたのです。
馬鹿にされるパワハラ
そこで問題が発生しました。今まで土日の昼にほとんど入っていなく、顔を合わせていなかった佐藤さん(仮)というパートがいたのですが、この人がとんでもない奴でした。
おそらく40代前後の見た目はちょっと若く見える人で、「あ〜若い時はそこそこ可愛かったんだろうな〜」という雰囲気を引きずっているような感じの人でした。
一緒に仕事をするようになって2回目くらいまではまぁ普通に接していたのですが、ある時、突然本性を表したのです。お客さんが集中して店がバタバタしている時、土日の忙しさに慣れていない私は思う様に立ち回れず必死で動いていました。
そこで、初めてやる作業に直面しやり方がわからなかったので、佐藤さんに方法を聞いた所、「えっ?そんな事も分からないの?(失笑)」といった感じて明らかに馬鹿にしたような物言いだったのですが、お店も忙しくて気持ちに余裕がなかったんだなと思い深く考えないようにしました。
ですが、それは思い違いなんかでは無かったのです。
とにかく馬鹿にされるパワハラ
それからも挨拶無視は当たり前、土日の出勤で顔を合わせる度に伝票の書き方に文句をつける(合っているのに自分のやり方とは違うという主張)、私の備品の用意の仕方が気に入らないと言って勝手に片付け始めからやり直す。
そして、最低なのが、事あるごとに「馬鹿じゃないの?」と言ってくる様になったのです。
ちなみに言ってはいけない言葉があり、それは「そのやり方間違ってますよ。」、一度、明らかに間違えていたので、指摘するとその日一日無視された事がありました。
一周り以上も年の離れた女相手に、ここまで敵意剥き出しにして、本当に日頃からストレスが溜まっていたんでしょうけど、こっちは顔合わせるたびに馬鹿馬鹿言われてもうたまったもんじゃありませんでした。
気弱な人をターゲットにするパワハラで次々と退職者を出していたパワハラババア
とにかくもう一緒のシフトが耐えられず、店長に何とかしてもらおうと話す前に仲の良かったパートさんに話をしてみました。
この人はお店の開店からいる人で店長並みにお店の事をよくわかっている人でした。すると衝撃の答えが…。なんと佐藤さん、少し前に辞めてしまったパートさんにも同じ様に嫌がらせ、暴言を吐いていたらしいのです!
それだけではありません、今までも新しく入ってきた人の様子を見て自分よりも立場が低い(気が弱そう、若いなど)かどうかを見極めて、同じ様にいじめを繰り返していたそうなのです。
なぜ周りも放っておいたのか信じられませんが、どうやら立場が上の社員さんや店長には思いっ切りぶりっ子している様子。ババアのぶりっ子なんて誰がみたいんでしょうね…。
そんな事で社員さんからは「仕事をテキパキこなすちょっと若作り気味のパートさん」と思われているので、まさか裏でこんないじめを繰り返しているとは思っていない様子だったそうです。オマケに辞めていった人が皆気弱だった為特に告発もされず…。
パワハラは店長に泣きつくのが有効な対策
なので、私はしっかり言ってやりました。今まで言われてきた事、された事、無視された事などなど。店長に思いっ切り泣きついてやりました。
私も「若いけど素直に言う事を聞く頑張り屋の学生」と思われており、お陰様で社員や店長からの人望もあったので、すぐ様、他のパートやバイトさんからの事情聴取が始まり、佐藤さんの悪行はあっという間に広がり、居づらくなった彼女は早々に退職する事となりました。
人を見て立ち振舞を変えるとこういう事になるんだなと勉強になりました。