今回は、30代会社員さんが、モラハラ先輩から、仲間外れにされたパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラから解放される方法として、1.パワハラしてくる相手に嫌われると部署異動できる、2.パワハラ上司が気に入っている相手と必要以上に仲良くなり嫉妬されないようにする、などがあるそうです。

パワハラ会社への初出社

私は九州地方に住む、30代で会社員の女性です。

私がその会社に入社したきっかけは、派遣会社からの紹介でした。

派遣社員としては、初めての勤めでドキドキしながら、モラハラにあう会社へと出社しました。

出社すると20代の男性社員が男性上司に怒られています。

そのやり取りが終わるまでさらにドキドキしていた私。

話が終わるなり、男性上司の所へ行き「おはようございます。初めまして○○と申します。よろしくお願いします。」と挨拶しました。

すると、怖いだろうと思っていた男性上司が「あっ!〇〇です。よろしく。」と、優しい感じで答えてくださいました。

あれ?っと拍子抜けしてしまいましたが、とりあえず、良かった~と安心していたその時、「おはようございます。○○です。よろしくね~」と笑顔で40代の女性が出勤してきました。

その人こそがモラハラをしてくるようになる先輩です。もちろん、わたしもちゃんと挨拶をし、仕事がスタートしました。

ランチの出来事

初めはとても優しい先輩で、飲みにつれて行ってくれたり、自分のこれまでの恋愛話しをしてくれて、信頼のできる先輩で良かった~と思っていました。

入社して半年が経ったある日のこと、会社に入社して一番に挨拶をしたあの男性上司(部署ではすらっとした身長で人気のある男性らしい)に「一緒にランチに行こう」と誘われ、ランチへ。

すると、行った先のレストランにあのモラハラ先輩が他の女性社員と二人、ランチをしに来ていたのです。

私たちは「お疲れ様です」と挨拶をして違う席へ。

その時、一緒に座った方が良かったのでは?と思ったのですが、男性上司が違う席へ座ったので、私も違う席へ座るしかありませんでした。

モラハラ先輩に無視されるようになる

その日を境にモラハラが始まったのです。

私がモラハラに気が付いたのは、先輩が私をランチへ誘わなくなったこと、休憩中も無視するようになったからです。

休憩中に部署内の他の女子を集めておしゃべりタイムが毎日のように行われました。

私は一人、ポツンと違うテーブルでその笑い声を聞く日々、とても心が痛くて逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

パワハラの理由は好きな上司に気に入られたから

なぜ私がモラハラを受けるようになったのかを考えました。

その時にはじめて気付いたのが、モラハラ先輩は私をランチに誘ってくれた男性上司に好意を持っていたのです。

気付かなかった私もバカなのですが、一度ランチに行ったことは取り返しがつきません。

また、その男性社員が度々、私に話しかけてくるのにムカついていたのだと思います。

それからは、私はますます孤立化していきました。

仲間外れにされる

部署の女性上司に相談しようと思いましたが、その女性上司もモラハラ先輩と従姉妹で、一緒に私を仲間外れにする始末。

お客様からの差し入れが届くと、その上司は、私以外の女性社員を呼び、仲良く数人でお茶を楽しみます。

私に聞いてもいないのに「○○さんはいらないんだって~。」と他の女性社員に話している声が聞こえました。

これがよくいう外しという行為でしょうか。これまでの人生こんな経験は初めてだったので、精神的にとてもきつかったです。

パワハラしてくる相手に嫌われると部署異動できる?

それから数日後、同じ部署の女子社員に○○さんもしかして「モラハラ先輩から嫌がらせされてる?」と聞かれました。

私は涙をこらえながら、うなずきました。

その声をかけてくれた女性社員の話によると、以前入社してきた子も同じ理由でモラハラを受けていたそうです。

それから、その先輩と従姉妹の女性上司に嫌われると部署異動されるという噂をききました。

それは現実のものとなり、それから数ヶ月後、私は他の部署へと異動が決まりました。

部署異動が現実のものとなった時、私がモラハラを受けている気がすると思っていたことは、確信へとかわりました。

他部署では、モラハラ先輩のような人はいなく、とても充実した日々を過ごすことができました。

その部署異動がなければ、私はモラハラ先輩と同じ部署で地獄のような日々を送っていたのかもしれないと思うと今でもゾッ!!としてしまいます。