今回は、匿名さんが、事前に申請した有給休暇を断られたパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ対策としては、1.ゴマすりをうまくやり仕事もして出世する、2.上司次第では会社を辞める、3.上司に気に入られるように努力する、4.上司に目をつけられない行動を意識する、などがありそうです。

上司に「好かれるか否か」で会社生活が変わる

社会に生きて職を持つと必ずついて回るのが人間関係です。

その中でも特に慎重になるのが「上司」というあなたの評価を下す存在ではないでしょうか?

組織に属している限りは絶対に存在する「上司」。

その上司に<好かれるか否か>で会社生活が変わると言っても過言ではありません。

そんな過酷な環境を味わった私の話を1つ、お伝えできたらいいなとおもいます。

これを機に何か参考になるなら幸いです。

1.ゴマすりがうまく仕事も出来れば当然と出世する

差別化は大事だと痛感しました。

上司へのホウレンソウは本当に大事です。

そこに+αを付加できるものが上司のお気にいりになります。

かゆい所に手が届く。

そんな振る舞いをする同期がいました。

頭ひとつ飛び出た行動をされると迷惑なのが私も含めた他の同僚たちです。

比較されるようになります。

まぁ当然なのは当然ですがね。

あらかさまにそのような振る舞いをされると一同は「なんだあいつ!?」となります。

しかし、その同期はおかまいなしの振る舞い。

私達に歩幅も合わせて欲しかったのも本音です。

しかし、私たち同僚とは「疎遠で結構」な振る舞いですから私たち同期メンバーは彼を完全に無視します。

しかし、それが彼のハートに火をつけたかもしれません。

結果的に、彼は班長に抜擢されました。

私たち同期メンバーのトップに立ったのです。

2.ここからが本当のパワーハラスメント

班の責任者になった彼に与えられる権利はいくつかあります。

とくに衝撃的な権利は「休みの許可」です。

お子様がいる方ならなんとなく分かると思いますが、親であるなら子供のイベント行事があるとお休みを貰い子供のイベント行事に参加したいものです。

代表的なものでは年に一度の「運動会」。。

このくらいは優先的に休みを与えてもいいはずです。

3.休暇指定日の拒否。そして別な日への指定

私は9月に運動会が控えているため7月に休暇の申請をしました。

結果的に「拒否」です。

まず、第一声が今でも忘れません「その日は無理だな」。

そして、二言目は「他の日なら大丈夫」→逃げの言葉です。

なぜだめなのか聞くと「もうその日で限界の人数の休みが入っている」との事。

そん時はそれを聞いて諦めてました・・。

まぁ、もうすでに休暇申請している人がたくさんいたなら仕方ない。

運動会に行けないその事を子供に伝えると子供は大変と残念がり、妻も「仕方ない」としぶしぶ了承。

しかし、9月の運動会を迎え仕事に出た時に私はすごい衝撃を覚えました。

<班のメンバー休みなし>フルに出勤されておりラインもいつも通りの稼働。

すぐ様に班長の所へ向かい事情を確認。

すると「休暇取り消しが殺到した」名前を確認すると「それは言えない」。

この返答にどうおもいますか?

子供はとても残念がり、妻ひとりで運動会の会場やら準備やらを任し。

年に一度の行事すらも参加できず。

ここで生まれる班長への「疑心暗鬼」。

こいつもしかして確信犯でやりやがったか!?

そう思ってから、これが確信に変わる出来事が起こりました。

母の具合が悪く、病院にて検査をする為、私が付きそうから後日、やすむ旨を伝えると「その日は無理」とまた却下。

「いい加減にしろ」とさすがにきれましたが時期変更があるとの事。

後々で調べると確かにありました。

さらに他の日なら大丈夫と指定されていた為、うまくやられたかんじです。

10年勤めた会社を辞める

もう、これ以上こいつの下で働けないと思った私は10年間つとめた会社をやめる決意。

有給休暇を全部処理して辞めるもここでも大もめでした。

上司に気に入られる努力をするのがパワハラ対策

組織に属している限りはやはり上司の機嫌を損ねてもいい事はありません。

上司次第では辞める決意も大切です。

上司次第では転勤など住む場所でさえ変えられる権利があるのですから、気に入られる努力をするか、はたまた目をつけられない行動を意識するかしかないと思います。