今回は、50代会社員(男)さんが、パワハラ上司から、何かにつけ文句を言われたパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ解決方法としては、1.パワハラ上司に賛同する、2.予め趣味の話などで和ませる、3.部下による上司に対する査定が会社で実施される、などがあるそうです。

転職先でのパワハラ

現在50代の男性会社員です。東北地方在住になります。今から15年ほど前のことになりますが、当時、前に勤めていた会社をリストラされたことにより、転職することを余儀なくされていました。

数か月間、就職活動をし、何社にも落とされたり門前払いされながら、何とか頑張って就職先を見つけることが出来ました。そんな感じで新しい会社に入ることになったのですが、よくある新人いびりに似たような嫌がらせ、パワハラに該当するのですが、1年ほどに亘って受けることになりました。

出勤日当日から敵意を向けられる

どんなパワハラを受けたかと言うと、まだ入社して浅いということで私としては、どんな仕事をするのかや?どのようにすればいいのかなど、全く分かりません。

しかし、出勤日当日から、指導してくれる人の態度や言動が明らかに敵意に満ちたもので、何かしたのかな?今日は機嫌が悪いのかな?と何とか穏便に、気持ちを害しない様にと気を付けていました。なお、その人は私よりも5歳ほど年下でしたが、仕事バリバリのやり手という話でした。

30分に一回メールを見ろというパワハラ

具体的なパワハラの内容になりますが、まずは、自分のルールを押し付けるというものでした。朝来たらメールを見て準備するなり、今日一日の計画を立てるなどするのは当然ですが、それ以外に仕事をしていても、時々メールを見るというものでした。

作業が忙しく半日ほどメールを見ていなかった時には、”メールで指示を出したんですが返事が無いのはなぜですか?”といきなり言われてしまいます。

ポカンとしていると、30分に一回はメールを見てもらわないと困るんですが、と半ギレされてしまいました。因みにその方とは席も数メートルしか離れておらず、声を掛ければメールで指示を送ったことが伝えられるのですが、そのような口頭での指示は無く、メールのみでやり取りをするという方のようでした。

それに日ごろからコミュニケーションを取るように、と言っているのに本人は直接話をするのが嫌なのか、苦手なのか、何に対してもメールという有様でした。

何かにつけ文句を言われるパワハラ

もう一つのパワハラは、毎日そのように何かにつけ文句を言われるので、少し精神的に参ってしまい、ちょこちょこ休むようになりました。よくあるイヤイヤ病なのですが、出社して顔を会わせると開口一番に、”自分の体調管理はきちんとして貰わないと困るんですよね”と言われるようになりました。

正直、原因はお前だろう、と言いたいところですが辞めることを覚悟しなければ言えないわけですし、家族もいるので、ここで辞めたら皆が困ると思うと耐えるしかありませんでした。因みにその方は、自分が調子が悪くて会社を休むと、出社しても何食わぬ顔で何事も無かったかのようにして、とくに悪びれる様子もありませんでした。

何か月か見て分かりましたが、人に厳しく自分に甘いの典型だという事です。

パワハラ上司に賛同するとパワハラが減少

そんな生活が1年ほど続きましたが、ある時転機が訪れます。以前から休日にはバーベキューとかしませんかと言われていましたが、子供の用事でなかなか行けませんでした。やっと子供の用事が一段落し、行けるようになってからはなぜだか会社での機嫌も良くなり、いじめとかパワハラと言うようなことは少なくなりました。

ふと気が付きましたが、もしかして今までキツく当たっていたのは、自分の趣味や考え方に賛同することをしなかったからなのか?と。正直、子供のような振る舞いに感じられ、今まで毎日イヤな思いをしていた自分は何だったのか?とバカらしくなってしまいました。

予め趣味の話などで和ませるとパワハラが減少

このような事が分かってからは、その考えを逆手に取って、自分でちょっとしたミスをした際には、予め趣味の話で和ませておいてから本題を切り出すようにしました。

これが効果テキメンで、じゃあ今度おごってくださいよとか、バーベキューでもどうですか?というと仕方ないですね、の一言で終わるようになりました。

ただ、私への嫌がらせは終息しましたが、今度は次に入った新人さんに嫌がらせをし始めました。どうやら自分のストレス解消を嫌がらせと言う形でしか発散できない人のようです。仕事はバリバリできますが、人間性的に、子供っぽくて表向きだけの付き合いにしました。

部下による上司に対する査定が会社で実施された結果

なお、その方は既に会社を退職していますが、上司に対する査定ということで会社の取り組みが始まり、部下が上司を評価する制度が導入されました。当然、無記名ですので、ここぞとばかり、今まで受けた嫌がらせやパワハラの数々を書いたところ、その方は余程評判が悪かったのか、違う部署に飛ばされることになりました。

後で部下たちと飲み会で話をしましたが、どうやらほぼ全員が”早く居なくなって欲しい”、”パワハラ以外の何物でもない”、”何であんなのを会社に置くんだ”と書いたようで、会社側も何とかするしか無かったようです。

もう辞めようかなと思っていた、あの辛い時期の恨みが晴らせたことでスッキリしました。