今回は、30代会社員(女)さんが、女性ばかりの職場で受けたパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ解決方法としては、1.他部署のパワハラ上司と同格以上の上司を味方につける、2.実家のステータスを上流階級であるかのように少し盛る、3.パワハラされた分だけパワハラ上司に優しくする、などがあるそうです。文章が読みやすく、解決方法もユニークな記事だと思います。
女性独特のパワハラ
年齢:30代、職業:会社員、性別:女、住んでいる地域:関東、です。女性ばかりの職場だったので、パワハラとは無縁と思いきや、、男同士の会社でよくありがちな、男言葉で怒鳴る・殴る・等がない代わりに女性独特のキーキー怒鳴る・ものにあたるといった事がありました。
女性ならではの情緒不安定をすべてぶつけられていた感じでした。しかも女同士なので、全く遠慮がなく、まるで姉妹の喧嘩でしたね。毎日、朝一番からデスク前に呼びつけられ、キーキーと説教が30分ほどありました。
「これあと1時間でよろしく」「なんでできてないの!?なんで!?」と言われるのは毎日の事。持っているペンを手ではたきおとされ「ちゃんと聞いてるの!?」と怒鳴られました。まるで子供をしかるお母さんといった感じですね。。
又、店舗で使用する新しい制服ができたときも、「若いんだから着て」と露出の多いデザインを着させられ、資料として写真を撮られました。女性同士だからといって問題ないと思ったのでしょうが、、。
パワハラ解決法A:他部署を味方につける
パワハラをしてくるのが上司一人だったら、一番簡単な方法は他部署の上司を味方につけてしまうことです。例えば、パワハラ上司が部長だったら、他部署の同格の部長に気に入られてしまえば、パワハラ部長も他の部長には強い態度に出られません。
それに、仕事ぶりもふくめて気に入られ、部署移動だってありうるかもしれません!とにかく、上司だって組織の中で生きているので、頭が上がらない人はたくさんいるはずです。
大きい会社であればあるほど、「こないだ〇〇部の部長にのみに誘われちゃって。。。」と、上司につながりがあるという事を示しましょう。自分の頭の上がらない人のお気に入りだとわかれば、手出しがしづらくなりますよ。
これは大変有効な半面、「他の上司に気に入られなければならない」という、他の人を巻き込まなければならない方法ですね。
パワハラ解決法B:実家のステータスを少し盛る
これは実際に同期が経験したケースなのですが、、同期が小さな会社を自営業していたのです。言い方がアバウトだったためか、上司は彼女が大変なお嬢様だと勘違いしたらしく、その後、一切のパワハラがなくなったそうです。
パワハラをするような上司は自分が「立場」を利用して人をいじめているので、「役職」「立場」「お金」に敏感です。ですから、自分よりステータスが上の人には手のひらを返したように態度を変えます。
あえて細かい事は言わずにアバウトな言い方をして誘導してみるのも一つの手です。ただ、これは上司だけでなく、職場全体から誤解される可能性がありますね。
パワハラ解決法C:パワハラされた分だけ優しくする
そもそもパワハラをする上司は、痛めつけられた相手を見て自分の存在価値を感じることに快感を感じています。ですから、その快感が得られないようにしてしまえばいいのです。
最初は自分をいじめるような憎い相手に親切にするのは難しいことかもしれません。でも、効果はすぐにあらわれます。パワハラ上司はあなたに優しくされると、その意外な反応に拍子抜けしてしまうことでしょう。
お菓子を買ってきてあげる、いつも以上に元気よく挨拶する、飲み会に誘ってみるなどです。そうなったらこちらのものです。どんどん優しくしていって、相手がいくらパワハラしても意義を感じない様にしてしまいましょう。
これは他の人を巻き込まずに行える対策ですが、少々こちらの忍耐力がいりますね。それと、本当に根っから鈍い上司だった場合、効果がないかもしれません。。
パワハラをされて、職場を自分が去るのは悔しいですよね。そうなる前に、これらの対策をトライしてみてはいかがでしょうか。