今回は、29歳飲食店従業員(男)さんが、飲食店入社時に仲間はずれにされたパワハラ体験談をご紹介してみます。パワハラ解決方法としては、1.辞める、2.異動する、という選択肢から、「異動する」を選択し、会社の上層部に相談したところ、勤務店舗を異動することができたそうです。その後、パワハラと無縁の会社生活を送っているそうです。

飲食店入社時のパワハラ

現代では様々なハラスメントが存在しています。数年前では、なんともなかった行動や言動の1つ1つが今ではハラスメントを引き起こす原因となっています。若い世代が悪い、年寄り世代が悪い、何もしない中間管理職の連中が悪いなど様々な意見や考え方が存在すると思います。

私は、宮城県に住む飲食店従業員です。現在は副店長として勤務しています。現在29歳、今の会社に入社して6年が経ちます。今回のパワハラに関しては私がこの会社に入社したころのお話です。

仲間はずれにされたパワハラ

私が受けたパワハラは「疎外」です。仲間はずれですね。それまでは普通に接していた上司、同僚があるときを境に掌を返したように「無視」するようになりました。

ただ、飲食店ですので多くの人が絡んで仕事が成り立ちます。なので、まったく口を利かないという訳ではないのが本当の所です。ただ必要最小限の事しか話をしません。単純な業務連絡くらいしか会話をしません。

それ以外は、ゲームのような感じで私1人を仲間外れにするといった感じでした。出社時や退勤時の挨拶も私からの一方通行です。返事はありませんでした。私1人を仲間外れにしているので、私以外の人同士で居る時は普通に話をしています。

そこに私が絡むとみんな無口になる。時間が経つと逆に「こいつら器用だな」と笑えて来る気持ちもありました。ただ、こちらも人間なので笑っていられるものではありません。私自身1人が好きという気持ちもありますが、どちらかと言えば仲間と楽しくしているのが楽しい側の人間なのでストレスは溜まっていく一方でした。

幸い会社以外の仲間たちが居てくれたので、話を聞いてもらったり愚痴をこぼしたりしながらなんとかメンタルを維持していました。

しかし、そんな私にも限界は訪れます。チームワークが必要な飲食店において、人間関係の疎外は仕事にも悪影響を及ぼします。結果、お客様に迷惑がかかることもあります。

そうなると自然と私が悪者扱いされる羽目になります。仲間外れによるパワハラと責任の押し付けによる悪者扱いのダブルパンチは辛いものがありました。

パワハラ解決策の検討

この状況を打破するために私が考えた解決策は辞めるか、異動するかでした。結果的には、後者の方を選び現在は副店長として勤務し仲間にも恵まれています。

辞めるという選択

まず「辞める」という選択肢についてですが、当時の私は社会に出て間もなくの頃で、大した資格なども所持していなかったので、辞めて転職してもいい条件の転職先が見つからない可能性もありました。

それに加え「いま私にこんなつらい思いをさせている連中を見返したい」という気持ちも少なからずありました。転職サイトを眺めたりもしましたが、いい条件や興味のある仕事が見つからない事もあり「辞める」という選択肢は消えました。

異動するという選択

次に、実際に解決へとつながった「異動する」という方法です。現在は、宮城県に住んでいますが、私の出身は岩手県です。岩手から異動し宮城にきたのです。

当時、私は一般職でパワハラをしてくる中に店長もいたので店舗内に相談できる人間はいませんでした。なので、店長を飛び越え、エリアマネージャーに相談しました。エリアマネージャーは私の異動願を快く受け入れてくれました。

店舗内の状況を把握できていなかった事を謝罪されましたが、エリアマネージャーに非はありません。異動しても、しっかり結果を出すことが恩返しになると思い、必死に仕事に取り組もうと思いました。

地元を離れ、友達と離れるのも、寂しい気持ちはありましたが、隣の宮城ならすぐに帰れると思えば、そんなに気にはなりませんでした。彼女や家族も居なかったので、私の足を引っ張る存在はありませんでした。マネージャーも異動の手配を迅速にしてくれて、私が希望した翌月には異動が決定しました。

異動後はパワハラと無縁の会社生活

今働く、宮城の店舗ではパワハラとは無縁です。多くの世代が働く職場なので意見の食い違いや考え方にギャップはありますが、なんにしろ話し合いをする流れがありますし、何より他人を思いやる気持ちがある人の集まりなので毎日楽しくやっています。

それを現在の店長も評価してくれて副店長に引き上げてくれました。結果的に人にも恵まれ会社内の立場も向上しました。