今回は、49歳元秘書(女)さんが、悪事を働いたパワハラ営業部長から恫喝されたパワハラ体験談をご紹介してみます。本社に密告することで、パワハラを解決したそうです。
子供英会話学校でのパワハラ
兵庫県に住んでいる49歳の主婦(女性)です。パワハラに遭ったのは、20代半ばの頃、ある英会話学校で秘書をしていた時の話です。
20歳で短大を卒業し、それからしばらくアメリカに留学した後、帰国して正社員で就職したのが、この外資系の子供英会話学校でした。全国に9教室と規模は小さい英会話学校で、そのうちの関西の某教室で働き始めました。
職場は、営業部と私達教室で働く秘書業務の人間は別の縦関係になっていて、営業部は営業部、教室運営部は教室運営部で、私達秘書は教室運営部で本社に直属の上司がいました。職場には先輩しかおらず、営業部とは連携はするのですが、営業部は直接の上司では無いものの、秘書の面接をして雇う事を決断するのはセールスサイドの部長で、何だかよく分からないな・・・と思っていました。
営業部長の悪事
そして、働き始めて、すぐにオカシイな・・・と思った事がありました。それは、私の面接をしてくれた営業部長から電話がかかってくると、先輩秘書の2人が、生徒のカルテをコピーしてどこかにFAXで送っているのです。そして、そのカルテをFAXで送った生徒がどんどん教室を辞めていくのです。
どういう事なんだろう・・・と。
そうこうしてるうちに、先輩の秘書が2人とも退社する事になりました。辞める前に先輩秘書の2人は、「営業のXX部長が生徒のカルテをFAXしてって言われたら、何も疑問を持たず、その通りにした方が良い。」と言われました。
さらに、どういう事・・・?
と思っていたら、すぐ、私に直接指示が入るように。そこで、私達残った後輩秘書達が思ったのは、これって、もしかして生徒の横流し・・・?と。実は、その営業部長は、自分で自ら教室を開き、教室から物品横領、人気のある先生と、その先生を気に入っている生徒たちを自分の教室に横流ししていたことが判明!(辞めた先輩の一人から、彼女が退社した直後飲みに行って聞き出しました・・・。)
本社に密告
そして、先輩秘書2人が辞めた後、その任務?を私や、残りの秘書達に強要してきたのです。私達は悩んだ末に、本社に密告しました。すると、本社は即刻その営業部長を解雇し、弁護士を雇って、正式に営業部長を訴える事にしたのです。
すると、その翌日から、営業部長の恫喝が!
教室の運営時間内に電話で「生徒のカルテをFAXで流せ。」と連絡が入った際に、「本社から部長の指示には従うなと言われました。」と言うと、
「こらー!お前、誰が雇ってやったと思ってるねん!恩知らず!恩を仇で返すつもりかー!!!」
と。凄い怖かったです。大汗。それに、
「そんな生意気な事言って、ただで済むと思うなよ!夜道、気をつけて帰れよ〜!!!」
と・・・。もうハッキリ言って震え上がりました。めちゃくちゃ怖くて、もう帰りの夜道が怖くて、怖くて・・・。大汗。
それを本社に言ったら、裁判所から、その営業部長は教室の半径2キロに近づいてはいけないというお達しが出たから、もう大丈夫だ・・・と言われましたが、
じゃあ、2キロ外だったら?大汗。
と怖さは全く消えませんでした。そして、何と、部長じゃなく、部長の子飼いの社員・・・というか、愛人を教室就業時間後にこさせて、
「あなた達、どうなるか分かってるんでしょうね?誰に雇ってもらったと思ってるの?感謝の気持ちは無いわけ?」
とか言われました。その愛人も、結局は解雇になったようです。
当時は、まだパワハラという言葉はなかったのですが、今考えたら、これってパワハラですよね、完全に・・・。大汗。本当にもう、怖かったです。本社は東京で、本社の人達は全く関西に来なかったですし、電話でアドバイスされるだけで、
私、殺されたら、あんたらのせいやで?大汗。
・・・と思ってました。汗。
それから数カ月して、全く接触してこなくなったんですが、あの数カ月はもう生きた心地がしませんでした。汗。何か、ヤXザに因縁つけられて、脅されてたみたいな感じの恐怖でした。汗。
未だに忘れる事のできない、恐怖のパワハラでした。汗。