今回は、30代元会社員(女)さんが、超パワハラ野郎から受けたパワハラ立ち向かった方法をご紹介してみます。パワハラに立ち向かう方法としては、パワハラ上司よりも権力が高い上司に相談すれば良いとのことです。

超パワハラ野郎

30代女性です。現在は大阪府在住の主婦です。

20代のとき、はじめて就職した会社の直属の上司が超パワハラ野郎でした。

私の就職した会社は、教育系だったのですが、その上司はブラックで折り紙つきの業界で営業マンをしていた方でした。

なので、そんなこと入りたての新人に要求しないで!というめちゃくちゃな指示を出してきたり、人前で私や新人に恥をかかせたり、私たちにはわからない話を延々と語ってきて、ひたすら相手させたり、そんな毎日にうんざりでした。

男性社員は殴られたりもしていました。

私たち新人が、上司に仕事の業績の出し方を相談しても、そんなことは適当にすればできるとあしらい、結果が、出せなければ、ぐちぐちと文句を言ってくる人でした。

もう一人の新人は、4月に入社して、5月で辞めてしまうほど悩んでいました。

上司の上司を使う

私がとったパワハラ解決方法は、「上司の上司を使う」でした。

もともと、教育系の会社で、運営教室に1人~2人ずつ社員がいる体制でしたので、直属の上司が他教室に行っていて、私の教室には、いない時間というのも存在していました。

そのときに、上司にとっての直属の上司(本社にいます)に何度も仕事の相談でお電話をかけました。

決して、上司のことを愚痴っぽく話さないのが、ポイントです。

何か告げ口してやろうとか、ずるい空気は見破られてしまいます。

直属の上司よりも、上司の上司を信頼している、あなたの指示を聞きたい、という向上意識を持って相談しました。

上司の上司はいつしか、せっかくやる気のある新入社員なのに、直属の上司が、頼りないせいで困っているという風に、思ってくれるようになりました。

いきなり、直属の上司を飛び越えて、上司の上司に報告するなんて、とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

チャンスを見極めましょう。

チャンスは、直属の上司がいないときです。

直属の上司が、外出しているのに緊急のことがあった、今日は直属の上司がお休みだったなど、突然の出来事は、ぜひとも利用しましょう。

直属の上司以外を頼ったときに、「いつもこんなアドバイスが聞けたらいいのに!」というオーラを出しましょう。

そして、「また、こんなことがあればご相談させてもらうかもしれません」とお声かけも忘れずにしておきましょう。

新人だからこそできるアピール方法です。

こういう実績作りは非常に大切です。

パワハラ上司というのは、何か悪い評判が立っていることがあります。

実際、私の直属の上司も、パワハラにセクハラ、いろんな話がうわさ、されていました。

うわさというのは、1つ2つだと「受け取り側の問題かもしれない」と疑問視されます。

なので、うわさ通りのパワハラ常習犯なのだと、周りに信じてもらうことが必要です。

また、パワハラ上司は、無理やり業績を取ったりしている可能性もあります。

まともな人では、ない可能性が高いです。

なので、安定した業績を得ていないこともあります。

パワハラ上司にクレームが出た後とか、業績が下がった時、なんかがアピールのタイミングです。

私の場合、ある日突然「直属の上司に相談せずに上司の上司に報連相をするように」という指示が出ました。

直属の上司は悔しそうですが、上司命令なので、逆らうことができませんでした。

私の努力が実り、「あいつは新人育成をする余裕がない」と社内でレッテルを貼られたそうです。

次年度には、気まずいだろうと、人事が空気を読み、直属の上司は、別のエリアに異動しました。

その後、私とは関係のない理由でしょうが、降格もしていました。

パワハラ上司と直接対峙しないでください。

ドラマのようにうまくいきません。

周りから固めること、上司から嫌な目に遭ったら、上司の上司に仕返し、してもらうこと、これが弱い立場から反撃するコツです。