今回は、20代大学生(女)さんが、個人経営店でバイトした時にパワハラに遭った経験に基づいて、考えた2つのパワハラに対処する方法をご紹介してみます。パワハラ対処方法として、1.「弱者」を演じないこと、2.相手の嫉妬に気付くこと、の2つがあるそうです。
個人経営店でのパワハラ
私は現在中部地方住みの20代の女子大学生です。
以前アルバイトしていたところでパワハラを受けました。
個人が経営するお店で、そこで働いていた高校からの友達に誘われて始めました。
私はその人の明るい性格が好きで信頼していただけに、パワハラを受けていると感じた時は軽くショックでしたが、そのバイトはもうやめてスッキリしました。
私が軽いミスをしただけでわざとらしく、ため息をついたり、袖を驚くぐらいの力で思い切り引っ張られたり、私がかけていた掃除機をぶんどって自分でかけ始めたりと散々でした。(笑)
当時は、本当に苦痛で軽いうつになり、その人を殴りたいほど嫌いになりましたが、今は「ああいうのがパワハラで、今後似た人と出会ったら、こういう対処ができるだろうな」とサンプルの1つとして考えています。
自分の経験に基づきながら、パワハラの対策について、いろいろ書いてみたいと思います。
バイト体験に基づく2つのパワハラ対策
1.「弱者」を演じないこと
まず一つ目、最も大切なことは「弱者」を演じないことです。
私はパワハラをしてきた人より、当然あとに入ったので、年齢は同じでも後輩にあたります。
立場が下でも、意味不明なことで、怒られても、決して反省して直そうとしてはいけません。
その人を気遣ってシフトを変えてはいけません。
パワハラの人の思い通りに、なればなるほど「弱者」という位置づけになってしまいます。
弱者が徹底的に排除されるのは人間界でも動物界でも一緒です(人間もそもそも動物)。
対等な関係、もしくは、こんなやつより自分は、上だと心の中で思うだけで十分です。
この方法の注意点としては、不貞腐れた態度を取らないようにすることです。
反省をしてはいけないと書きましたが、表向きは「反省してますよ」という姿勢でないと、もっと怒られてしまいます。
自分のことを心から思ってくれてる人のアドバイスは、しっかり受け入れ反省すると成長できますが、パワハラの人のアドバイスは、その人のために、一ミリもならないので流しましょう。
対等な関係を築けば、弱者と思われないので、攻撃されることは少なくなるはずです。
2.相手の嫉妬に気付くこと
次に大切なことは相手の嫉妬に気付くことです。
私がバイトを始めたばかりの頃、店長が早く馴染めるようにと、色々と気を遣ってくれ、「将来の夢は?」などと、話しかけてくださいました。
それを見ていた同僚は、「こいつ私より下のくせに店長に優しくしてもらうなんて!」と嫉妬していたと思われます。
もちろん本人は、嫉妬で私に嫌なことを言っているという自覚は全くないです。
ここで注意点は、「あんたは私に嫉妬で嫌なことを言ってるんだ!」と相手にキレてしまうと、相手は自覚がないので「は?ふざけんな」となって、余計に関係が悪化します。
私は、耐えきれなくて一度キレてしまったことがあります。
でも、キレたからと言って特に改善されませんし、相手は悪いことをした記憶もないので、反省なんてしません。
(でも我慢はよくないので、限界を感じたら、さっさとやめましょう)。
嫉妬は相手より、自分が下の立場のときに起こるので、嫉妬されてるかもと、思うことがスタートになります。
もし相手が、パワハラめいた、めんどくさいことを言ってきたら、こいつ私に嫉妬してるんだと、思うだけで良いです。
あとは何もしません。
余計な気遣いは、相手をますます刺激してしまうので、「ハハーン、こんな人でも嫉妬するんだな」と高みの見物をするよう、堂々とした気持ちで接してみましょう。
嫌なことを言われても、嫉妬だなと、わかれば精神的なダメージも軽減します。
変な人からの言動で、心の傷を負うなんてばからしい!と思えるようになってくれば最高です。
私も弱者で、独りぼっちでした。
ひたすら苦痛で、生きることがしんどかったです。
でも人生終わってなかった(笑)
必ず光があります。
誰にでも、今すぐできることがあります。
少し肩の力を抜いて、焦らず過ごしていきましょう。