今回は、30代会社員(女)さんが、業務指示を反転させるパワハラと飲み会強制参加パワハラに遭遇して、考えた対処方法をご紹介してみます。業務指示を反転させるパワハラ対処方法としては、メールで指示内容を逐次確認してもらうのが良いそうです。また、飲み会強制参加パワハラに対処する方法としては、ハッキリ断る、体調不良をアピール、等があるそうです。
業務指示を反転させるパワハラ
30代女性で会社員です。神奈川県在住です。
現在も勤務している直属の上司からのパワハラです。
勤務し始めてから4年経ちますので、かなりの被害がありますが、まず業務に関して指示したことと真逆の事を言ってくる(友人に相談した際教えてもらいましたが、このように上司の矛盾する要求をダブルバインドというらしいです)、出張先でクライアントと会食した後に2次会のカラオケ参加を強要してくる。
会食が終わった時点で夜10時は過ぎていたので、明日も早いですし私ははっきりと行きませんと皆の前で言っているにも関わらずお酒の入った上司は関係なしに行くぞと強硬命令してきました。
これには周囲もドン引きしており、私はクライアント前でしたが怒りがこみ上げすぎて顔に嫌々感を出して参加せざる負えませんでした。
クライアントは非常に優しく逆に私をフォローしてくださり、ちょっと申し訳ない感じになりました。
はたから見たら、ただの痴話げんかのように見えましたが、これが初めてではないので、私にとっては正直精神的苦痛以外のなにものでもなかったです。
業務指示を反転させるパワハラ対策
まず業務での指示と真逆のことを言ってくることに対する対策ですが、私は毎回指示を口頭で受けた際でも、その後必ずメールで確認作業を行っています。
これは自分を守るために徹底しています。
以前取り掛かっていた作業で言われた通り訂正し、直した所を確認してもらおうと提出した際に、なぜか直す前の方が良いと注意されて非常に困ったことがありました。
それ以降業務内容、上司からの指示、作業工程など、これから取り組むことや、チェックしてもらった業務に対しての上司からのコメントなど小さい内容でも、必ずメールなどで証拠として保存し、更に自分だけのメモでは確認不足と言われてしまったことがあったので、確認内容を共有する為にメールで送っています。
いちいちメールで送るのは時間的にも無駄ですし仕事が増えますが、このひと手間を加えることで、それ以降追及された際に言い返すことができていますし、上司の指示で、このように動いていますと伝えることで矛盾した指示に惑わされることはなくなりました。
他にも指示してきた内容が漠然としすぎていたり、その業務の趣旨が見えないことが多々ありました。
私の上司は思いついたことをそのまま私に指示してくるので、不明確な内容に戸惑うこともあったり、また指示通りまとめた資料に対して、これは何のためにまとめたの?など逆に追及されることもあり、何も考えずに与えられたことだけ作業すると、後からやっぱり考えを変えられたり、その作業自体無駄になってしまうこともありました。
ですので、今は指示を受けた際に何のために、作業の期限、などある程度逆に質問してから自分の中でも必要業務か判断して取り組むようにしています。
たまに無駄になると思った類似案件はやらない業務もあります。
その際ははっきりとメールで伝えます。
以前もやりましたが、無駄になった案件と類似するので、まだ保留にしています。などといった内容を上司に送ります。
上司ですが、部下として働きやすいように工夫しないと精神的に疲れるだけなので、文章は丁寧ですが、はっきりと伝えます。
飲み会強制参加パワハラ対策
次の参加したくない飲み会や会食に強制参加させる方ですが、これはクライアント前でやると、あまり良い印象を与えないですし、会社内のごたつきを社外の人に見せるのはよくないので、数日前に私は1次会の会食で帰りますと意志をハッキリ示します。
それでもどうしても逃れられない雰囲気であれば直前くらいから仮病を使って体調不良にするか、マスクなどをしてアピールします。
病気だとだいたい2次会は欠席できることが多いですが、あまりにもぐちぐち言われるときは、更に上の上司に報告します。
業務範囲外のことですし、飲みにケーションが今も主流だと思わないでいただきたいので信頼できる別の上司に遠慮なく頼っています。
ただ毎回だと社内的にも問題になり、私も上司と仕事がやりづらくなるので、本当に緊急の時のみで、普段は自分で対処するように心がけています。