今回は、25歳会社員(男)さんが、罵声を浴びせて来るパワハラ上司に困った体験から、実践したパワハラ解決方法をご紹介してみます。パワハラ対策として、1.パワハラ上司に直談判、2.さらに上の上司に相談、3.同僚と協力しパワハラ行為の証拠を作る、4.社長にパワハラの証拠を提出、等を実行してみたそうです。

罵声を浴びせるパワハラ上司

私は25歳会社員の男性です。

職場と居住は同じで関東にいます。

私の上司は、ほとんど仕事をせずパソコンばかり見ている人です。

私に無関心なんだなと思っていました。

それならそれで良いのですが、何かのミスをした時は人前で罵声を浴びせるような上司です。

ですからミスをしないように細心の注意を払い、どこも抜けが無いように仕事をしても私の揚げ足を取るようにミスを探しては、罵声を浴びせます。

まるでそれを楽しんでるかのようでした。

さらに、その行動は新たな新人へも行われたのです。

私だけなら、まだ我慢できるのですが、せっかく自社を選んでくれた方へもそのような対応をするのは、どうしても許せませんでした。

パワハラ上司に直談判

どうにかしてその行動をやめさせようと思い、上司本人に言ったこともあります。

しかし、それは逆効果でした。

新人で私に愚痴や陰口をした奴がいるんだろと考えられて、さらに新人への対応は酷いものとなりました。

ミスをすると足をけったり、罵声を浴びせたり就業時間が終わっても、残らさせて上司への謝罪文書を書かされたりと、更なるパワハラが発生してしまったのです。

さらに上の上司に相談

もうダメだと思いさらに上の方へ相談することにしました。

その後、少しの間は対応が今までと180°変わり相談して良かったと思っていました。

しかし、それも1週間程度の効果しかありませんでした。

もうどうしようと考える日々です。

労働監督署で相談しようかと思いましたが、何にも証拠がないのです。

証拠と言っても、周りで見ていた方の証言程度であり、到底無意味なものでした。

同僚と協力しパワハラ行為の証拠を作る

私は会社をクビになる決意である行動をすることにしたのです。

それは誰もが反論できないくらいのパワハラ行為をしている証拠を作る事です。

私は同じくパワハラを受けていた人と共謀し携帯の録画機能で記録に残すことにしました。

私がパワハラされていれば、他の人がその場面を録画、他の人がパワハラされていれば私が録画して、日々その証拠が集まっていきました。

そして、1ヶ月程度で相当な量となりました。

私は、この証拠を誰に見せたら効果があるのかと思いました。

もし、上司やその上の人に見せて、もみ消されてしまっては、全く意味がありません。

そこで、考えたのはだれも逆らえないくらいの人に、この証拠を提示しようと考えました。

それは、会社でいうなら社長です。

社長にパワハラの証拠を提出

私は、一緒に証拠を作成してくれた人達と社長に会いに行きました。

そこで、今までの記録全てを提示したのです。

もし、社長がもみ消してしまっては、意味がないので、バックアップを取ってあり社長がもみ消すなら、これを労働監督署とメディアへ提出しますと、少し脅しを入れました。

その結果、私の上司は、クビとなり社内コンプライアンスをもう一度確認する運動が始まりました。

まとめ

パワハラ撲滅をするためには、一人ではなく複数で行うことと、上司にされているのであれば、その上司が逆らえないくらいの上の人へ、その証拠を持って行って、提示することです。

近年ハラスメントはメディアで取り上げられることが多くなった議題であり、社長からすれば、あってはならないことです。

しかし、私たちの年代と上司の年代は、かけ離れていることが多いため仕事に対しての考え方が違い、それは私たちからすれば、パワハラと受け取ってしまうのも事実です。

例えば、学生時代文化部と運動部出身者では、怒られることや注意されることへの免疫が違うと私は思っています。

パワハラについての考え方は、十人十色であることはネットニュースで取り上げられることがありますが、私もとても難しいと思います。

私もされてきたことは、そもそもパワハラなのか?と悩んでいました。

それはパワハラの定義があやふやだからです。

私の忍耐力が弱いのか?と考え自分が社会人として未熟なんだなと受け入れようとしました。

相談する相手もいなかったからです。

悩むならまず行動です!

先ほど書きました対策まではしなくても、何かしたアクションを起こしてみることが大切であると考えています!