今回は、30代会社員(男)さんが、上司から二枚舌を使われた体験談から、パワハラに対して解決方法を模索した結果をご紹介してみます。パワハラ解決方法として、1.上司の二枚舌を信じない、2.自分を信じる、3.同僚と相談する、4.上司から離れる、等の方法が考えられるそうです。
上司から二枚舌を使われるパワハラ
私は、神奈川県に住む30代の会社員です。
私が受けたパワハラは上司から二枚舌を使われるというものでした。
具体的に言えば、上司が同僚に言っていることと私に言っていることで言っていることが違うというものです。
例えば、同僚にはAの案件は上司が引き受けるからお前はやるなと言いながら、私にはAの案件は上司は引き受けないからお前がやれというような二枚舌です。
上司は同僚にはやる、私にはやらないと、二枚舌を使っていました。
結果的に私は、上司の二枚舌を信じながら多くの仕事を抱える状態となってしまい、精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまいました。
パワハラ対策
私が、このパワハラを解決するにあたり、以下のような対策をしました。
・上司の二枚舌を信じない。
・自分を信じる。
・同僚と相談する。
・そもそも上司から離れる。
1.上司の二枚舌を信じない
上司の二枚舌を信じないという対策としては、上司はそもそも嘘をつくという認識をしました。
それまで、私は上司は絶対に嘘をつかない聖職者のように思っていたのですが、精神的にも肉体的にも疲れ切ってからは、上司はときに嘘をつくごく普通の人間だと認識を改めました。
上司はときに嘘をつくごく普通の人間だと認識を改めることで、上司の言うこと全てを信じる必要が無く、上司の言うことを適当にやり過ごせるようになりました。
2.自分を信じる
次に、自分を信じるという対策としては、私が今まで他人の言うことを信じる他人任せの性格だったことが悪いと思い、自分の言うことを信じる自分任せの性格に性格を変えました。
性格を変えると一言で言っても実際に変えるのは難しかったです。
他人の言うことと、自分の言うことだったら、自分の言うことを採用するということを少しずつ積み重ねた結果、なんとか性格が変わりました。
性格が変わると、不思議と上司が二枚舌を使っていることなんて、どうでもいいことだと思えるようになりました。
3.同僚と相談する
さらに、同僚と相談するという対策としては、それまで私は、あまり同僚と相談しないタイプだったのですが、上司がこんなことを言っているのだけどと、同僚に相談するようにしました。
同僚に相談することで、あらためて、上司が二枚舌を使っていることが発覚し、同僚からも上司の信頼を失うという上司を追い詰める行動をとることができるようになりました。
同僚と相談しない状態では、上司の独壇場だった仕事が、同僚と相談することで、上司の権限を弱くさせることが出来ました。
4.上司から離れる
また、そもそも上司から離れるという対策としては、かつては私は上司を正しいと思っていたので、不必要に近寄ることもありました。
しかし、精神的にも肉体的にも疲れ切ってからは、上司に不必要に近寄ることをやめ、必要以外では上司を避けるようにしました。
必要以外では上司を避けるようにしてからは、上司から気軽に二枚舌を使われる機会が減り、精神的にも肉体的にも落ち着いて仕事を行えるようになりました。
パワハラ対策の利点・欠点
それぞれの対策方法の良い点と悪い点を挙げるなら以下になります。
・上司の嘘を信じない対策方法の良い点は、上司の言うことを適当にやり過ごせる点です。
悪い点はやりすぎると上司との会話が減る点です。
・自分を信じる対策方法の良い点は、上司が二枚舌を使っていることなんてどうでもいいことだと思えるようになる点です。
悪い点は、やりすぎると協調性が無いと思われ他人から浮くという点です。
・同僚と相談する対策方法の良い点は、上司の権限を弱くさせることが出来る点です。
悪い点は、やりすぎると仕事をしていないと思われる点です。
・そもそも上司から離れるという対策方法の良い点は上司から気軽に二枚舌を使われる機会が減る点です。
悪い点は、やりすぎると上司の言う大事なことを聞き逃すことがある点です。
それぞれ良い点と悪い点はありますが、総じて良い結果を招く対策方法です。
以前は、上司から二枚舌を使われ、精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまいましたが、対策方法を実施してからは、上司から二枚舌を使われず、精神的にも肉体的にも落ち着いて仕事を行えるようになりました。